――撮影はロスで行われましたが、日本で撮影するのとは気分も違いましたか。
「場所というより、本場の男優さんとできたのが作品的にも良かったのかなと。日本に来る黒人の男優さんよりも、モノが大きいんですよ。だからこその迫力が出せたかなと思います」
――そもそも外人男性に興味はあったんですか。
「ハーフの顔が好きなので、外人の方と結婚したいなって願望はあったんですけど、そもそも出会いがないし、言葉も通じないですからね。ただ、この撮影で海外に行って、みんな優しいし、私の言葉を理解しようとしてくれるし、イケるなって思いました(笑)。これだけコミュニケーションが取れるなら、ってことで外人と結婚したい願望がさらに強くなりました。自分の顔がザ・日本人なので、子供ぐらい鼻が高くなってほしいんですよ」
――ただでさえ日本人は子供に見られるから、佐倉さんなんて少女だと思われていたんじゃないですか。
「10歳ぐらいに見えるって言われました(笑)」
――いざAV OPENが始まって、ランキングは気になりましたか。
「気にはなったんですけど、撮影で自分の力は出し切ったので、あとはファンの方におまかせしようって気持ちでした。前回と今回の大きな違いって、私が1位を獲るって意志をファンの方にも見せていたので、それが伝わったのかなと思います。私自身、最初から負ける気はしなかったです」
――もともと負けず嫌いな性格なんですか。
「そうですね。年と共に丸くはなりましたけど(笑)」
――賞レースで言うと、『スカパー!アダルト放送大賞2017』の女優賞にもノミネートされました。自信はいかがですか。
「正直、今回は五分五分かなって気持ちがあって。私は『獲れる!』と思えば獲れるんですよ。『無理だな…』と思ったら獲れないんですけど、今回はどちらの気持ちもあるんですよね。まだデビューして2年半だし、ノミネートされるだけでもすごいことじゃないですか。他にノミネートされている方は大先輩ばかりだし、ここで獲っちゃうのも早過ぎるのかなって気持ちもあったりして。でもデビュー最短で獲りたいですね」
――作品賞にノミネートされたのが人妻モノの『近●相姦 義父に犯された新婚妻』というのが意外でした。
「私って、顔的に今でも制服を着ることが多いんですけど、もう27歳なので、『そろそろ人妻をやらせてよ』ってさんざん言ってたんです。それが叶った作品でした」
――若く見られることにコンプレックスはあるんですか。
「嬉しいことではあるんですけど、さすがに制服はきついかなって(笑)。何せ声が低いのでロリ系ではないし、ちょっと迷走してます」