――ん? 聞けないような話って?
やすは:え、えっとぉ。エ、エッチな話とかです。
――おっ! 下ネタが好きなんだ?
やすは:は、恥ずかしいですけど、大好きです。
――それは素晴らしいね。それだけ可愛いのにエッチな話が大好きだなんて、男のお客さんは喜んでると思うよ。
やすは:そうだといいんですけど…。
――でも、そういう話をしていてムラムラしないの?
やすは:もちろんしますよ。そういう時は、施術しながら私の股間をさりげなくお客様に押し当ててオナニーしちゃってます♪
――ま、マジで!? それは相当だね。
やすは:いつもは、その話をネタにして家に帰ってからオナニーするんですけどね。
――おおっ! 聞いた話をモトに想像でオナってるんだ。素晴らしい想像力だね。
やすは:は、恥ずかしいです。
――どのくらいのペースでオナニーしてるの?
やすは:だいたい週に5回から6回くらいですかね。
――それってほぼ日課だね。
あまりにもイイ女すぎるやすはチャン。女性に免疫のない男性だったら、物怖じして圧倒されてしまいそうだ。しかし、会話を始めた途端にスケベな本性を積極的にさらけ出してくれた。
この距離感の詰め方は天性のものだろう。お店のスタッフが太鼓判を押していた人気嬢だけのことはある。早くも彼女の人気の秘密を垣間見たような思いだ。
――そ、そんなにオナニーしてるんだ。でも、実際のエッチのほうはどうなの?
やすは:それが、ここ最近ずっとご無沙汰なんですよね。数カ月以上シてないので、もしかしたら穴が塞がっちゃったかもです♪
――根っからの助平なのに、セックスレスだなんて大変そうだね。
やすは:そうでもないですよ。ちゃんと発散してますから!!
――じゃあ、やすはチャンを繰り返し指名しているお客さんたちは、そんな助平なところに惹かれてるのかもね。
やすは:うーん、どうでしょう。まっ、皆さん私がエッチだってことは承知だと思いますけど…。
――具体的にはどんな人が多いの?
やすは:だいたい30代から40代のお客様が多いですね。
――いわゆる働き盛りってやつだね。
やすは:はい。みなさん仕事にバリバリ頑張ってるって感じで、エネルギッシュな方が多いです。
――ああ、なるほどね。普段仕事で頑張ってるからこそ、やすはチャンに癒しを求めているのかもね。
やすは:そうかもしれませんね。同僚や家族にも言えない愚痴を、私にだけしてくれたりもしますから。
――それは素晴らしいね。誰にも言ってない愚痴を話すなんて、よっぽど信頼されている証拠だろうね。
やすは:ふふ、そうですかね。でも、そうだとしたら嬉しいです。
こちらの目をじっと真正面から見つめて話すやすはチャン。とにかくその目力がハンパなく、どんどん惹きこまれてしまいそうになる。
こんなイイ女が優しく愚痴を聞いてくれるのだから、働くオジサン世代にとってかけがえのない存在なのかもしれない。