そのくらい攻め上手だったみーなチャン。パッと見の印象はおっとりした可愛いコちゃんといった感じなのだが、そのギャップに胸がキュンキュンしてしまう。
――で、いきなりだけど、今までお客さんのことを好きになったことってあるかな?
みーな:え? 本当にいきなりですね。
――ゴメンね。体験取材のほうで時間を取りすぎちゃったから、ここからは急ぎ気味でいかせてね。
みーな:うーん、そうですね。好きになったことですかぁ。
――どうかな?
みーな:こういうと“いかにも”すぎるんですけど、私のことを繰り返し指名してくださるお客さんのことはみんな好きですよ。
――ほほぅ、それは本当に“いかにも”な答えだね。
みーな:でも、本当なんです! 私って可愛いコぶったり、キャピキャピすることができないんですよ。だから、いつも自然体で接客するんですけど、それがイイって言ってくださるお客さんとはフィーリングが合いますね。
――ああ、なるほどね。だから、繰り返し指名してくれるお客さんとは相性がバッチリってことなんだ。
みーな:はい。
――そういうお客さんと発展したことってあるのかな?
みーな:それはまだないですね。でも、皆さん普通の女の子として接してくれるので、いつかそうなることがあるかもですね。
――それもまた優等生的な発言だね。
みーな:本当なんですから仕方ないです!
自分を飾らず、思ったことをなんでもクチにするみーなチャン。だからこそ、彼女の言ってることが全部本音だというのがヒシヒシと伝わってきた。
こういうコの前では、自分も飾らずに気軽に接することができる。その辺りが、人気の高さの秘密なのだろう。