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アラウンドフィフティーとなった筆者。同年代の連中は孫が生まれ、すでにおじいちゃんおばあちゃんと呼ばれ始めているようだが…。いまだ性欲が衰えない筆者からしたら、遠い世界の話である。
幸せな家庭だの老後の生活だの、まったく考えられないのだ。そんな不確かなモノより、目先のセックスのほうがはるかに大事だと思えてしまう。
明日はセックスできるのか、今週は何人の女性と会えるのか、キープしているセフレに逃げられやしないか…。いつもそんなことばかり考えてしまうのだ。
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もう我慢の限界です。
結婚10年目の主婦なんですが、
もう7年近くエッチしていません。
このまま枯れていくのかと考えたらとても悲しくなりました。
子供を2人産んでいるので、スタイルには自信ありません。
でも、もう一度女としての感触を取り戻したいんです。
こんなオバさんでもいいよって言ってくださる紳士の方を希望します。
今日は無理なんですが、明日以降の昼間の時間帯にお会いしたいです。
11月1*日14時55分
受付メール数:1/5
♀イヨ
34歳
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いつものように複数の出会える系サイトを物色している時、愛用サイトの一つである【イククル】でこんな書き込みに遭遇した。
随分と自分を卑下しているが、筆者からしたら34歳の女性なんてものは小便くさい小娘みたいなもんである。それに子供を産んでいようがいまいが、オマンコには変わりない。
というワケで、彼女の7年ぶりのエッチのお相手になるべくアプローチを開始した。
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こんにちは、イヨさん。
都内の会社員、ショーイチ・38歳です。
たまたまサイトに接続したら、イヨさんの書き込みを見つけちゃいました。
私もイヨさんと同じ既婚者なのですが、ここ何年もレス状態なんです。
明日は何時でも都合がつくので、是非イヨさんとお会いして楽しい時間を過ごしたいです。
とにかく女性に尽くすのが大好きなので、イヨさんに喜んでもらえるよう頑張ります!!
もしお返事いただけたら、私の写メを送信するのでご検討のほどよろしくです!
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サクサクっとこんなメールを書きあげ、ポチっと送信。既婚者だのセックスレスだのと嘘八百の内容だが、人妻であるイヨちゃんを安心させるためなので仕方あるまい。
誰にも迷惑をかけず、誰も傷つけない嘘なので、筆者の心は少しも痛まない。気持ちいいセックスのためなら、許されて当然の範囲の嘘だ。
その後、10分ほどでイヨちゃんから返信が届いた。そこから数通のメール交換を行い、彼女の要望通り翌日に待ち合わせすることになった。
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待ち合わせ場所は、西武新宿駅の北口改札前。繁華街からはちょっと離れているが、分かりやすく人目も少ない場所だ。人目を気にしてしまう人妻との待ち合わせ場所には、うってつけなのである。
約束の時間の10分前に先着した筆者がソワソワしながら待っていると、数分もしないうちにイヨちゃんがやってきた。
これはよくあるパターンだ。久しぶりのエッチを目前に控え、約束の時間よりも早く待ち合わせ場所に到着したといった感じだろう。
まだ時間帯が早いということもあり、改札口付近で佇んでいたのは筆者だけだった。それゆえイヨちゃんもすぐに筆者に気づき、ツカツカと小走りで近づいてきた。
おろっ? 予想よりずっとイケてるじゃん!?
彼女を一目見てご機嫌になってしまう筆者。イヨちゃんの顔は、女優の岡江久美子風の可愛らしい感じで、古風な美女と言えるレベルだった。髪型はいわゆる聖子チャンカットで古臭い感じもしたが、よく似合っているので文句のつけようもない。
「お待たせしました、ショーイチさんですよね?」
「う、うん。イヨちゃんだよね?」
「はい。今日はよろしくお願いしますね」
「ね、ホントにイヨちゃん?」
「はい、そうですけど?」
「ホントにホント?」
「え? どうしてですか?」
「いや、とても人妻に見えないし、子持ちだなんて全然思えないからさ」
「や、やだぁ。いきなり上手ですね」
「いやいや、お世辞じゃないよ。本当に不思議だから確かめてるだけだよ」
「フフ、ありがとうございます。本当にイヨです」
「そっかぁ、なら安心したよ」
筆者にとってはもはや定番の流れなので、ペラペラとセリフがクチをついてでる。人見知りで人付き合いが苦手な筆者なのだが、エッチ前提で待ち合わせした女性にはコレっぽっちも緊張しないのだ。
その後、少しだけ遠回りしてコンビニに立ち寄り、無事にラブホにチェックインすることができた。
部屋に入ると、急に無口になってしまうイヨちゃん。ここまでの道中で、子供や旦那のことをアレコレとしゃべっていたが、いざ個室で二人っきりになって緊張してしまったのだろう。
ここで焦ってしまうのはよろしくない。今すぐにでもエッチを始めたいという気持ちをグっと堪え、まずは彼女をソファに座らせる。そして、買ってきた飲み物で喉を潤しながらおしゃべりを再開することにした。
「やっぱり緊張するよね」
「え?」
「だって7年ぶりのエッチなんでしょ?」
「は、はい」
「こういうホテルに来るのは、どのくらいぶり?」
「主人とは来たことがないので、10年以上前だと思います」
「ってことは、結婚する前の彼氏ってことかな?」
「は、はい。そうです」
どうにも反応がよろしくない。そこで、思い切ってエッチな話題に切り換えることにした。
「ところで今日はどんなエッチがいいかな?」
「え?」
「俺はどんなエッチでも大好きだから、イヨちゃんの希望通りにしてあげたいな」
「じ、じゃあ、優しいエッチでお願いします」
「え? それだけ?」
「は、はい」
「もっと具体的に聞きたいなぁ。たくさんアソコを舐めてほしいとかさ」
「そ、それはお任せします」
「了解! じゃあたっくさんペロペロしちゃうけどいいのかな?」
「は、はい」
うつむきながら恥ずかしそうに応えるイヨちゃん。もっとエッチな質問をして彼女の反応を楽しみたいところだったが、あまりイジめ過ぎるのもよくないだろう。
そろそろ頃合いだと判断して、彼女にシャワーを促すことに。その後、入れ替わりで筆者もシャワーを浴びて、ベッドインとなった。
イヨちゃんは中肉中背で、ほどよい肉づきだった。オッパイはDカップくらいで乳輪は大きめ、肌は真っ白で、触れると手のひらに吸い付いてくる。いわゆるモチ肌というヤツだ。
そんな彼女を優しくベッドに押し倒し、軽い口づけを交わす。いきなりベロチューしたら気色悪がられるだろうと判断し、ソフトなキスを続けていると…。
イヨちゃんのほうから筆者の口内に舌をネジ込んできた!
カァーッ! たまんねぇなぁ!! 筆者のほうから舌をネジ込むケースがほとんどなので、たまにはこういうのも新鮮だ。そこから、ディープキスしながらオッパイを優しく揉みしだいていく。
ソフトタッチから始め、時折ギュッと力をこめて乳房を揉む。すると、イヨちゃんのクチからアンアンと可愛い声が漏れてきた。
お次はオッパイ愛撫だ。すぐに乳首に吸い付くのではなく、乳房や横乳や胸の谷間に舌を這わせての“焦らし愛撫”を開始。10分近く焦らしてから、おもむろに乳首を口内に収める。強めに吸い付きながら舌でレロロロロと乳首に刺激を与えていく。
「そ、それ、気持ちイイですぅ」
ホッ
イヨちゃんに自己主張してもらえて一安心だ。やはりエッチというのは一方通行ではなく、お互いの要望を伝え合って楽しく行ったほうが気持ちイイに決まっている。
お望み通り、彼女の気に入った愛撫を中心に攻め続ける筆者。同時に、手をゆっくりと彼女の下半身に伸ばしていく。
もちろん、いきなりマンコに触るなんて不粋な真似はしない。脇腹、下腹部、股関節、内モモといった具合に、焦らしながらマンコに近づいていく作戦だ。
ビチョぷクチュ
指先がマンコに触れた途端、ズブ濡れの感触が伝わってきた。
まだまだオッパイと戯れていたかったが、
こんな濡れ濡れマンコをこれ以上は放置しておけない!
ガバっと身を起こし、イヨちゃんのマンコを舐めるべく体勢を変えた。
「じゃあ、舐めるね」
一声かけてからクンニ開始。さっきまでのオッパイ愛撫同様、いきなりクリちゃんを舐めるのではなく、その周囲を丹念に舐めあげていく。
そんな焦らしプレイがもどかしいのか、イヨちゃんは腰をピクピクと動かしてきた。
あっ、こりゃアレだ。クリちゃんを舐めてほしくて、
筆者の舌の位置にクリちゃんを持ってこようとしている
ようだ。そんな彼女の心情を察知した筆者。もっと焦らすべきか一瞬躊躇したが、素直に応じることにした。
クリちゃんを上下の唇で挟み、舌先でリズミカルにツンツン。同時に、左手で乳首を転がし、右手の中指を膣口に挿入開始。
もちろんワンパターンでクンニを行い続けるなんて野暮な真似もしない。尿道口を舐めたり、クリちゃんに吸いついたりと、思いつくままに舐め方を次から次へと変えていく。
イヨちゃんの声はますます大きくなっていき、そして、ついにその瞬間がやってきた!
「あ、もう、駄目! イ、イッちゃう!!」
一際大きな声をあげ、頂点に達するイヨちゃん。
だが、これくらいじゃ筆者の気は治まらない。それから更に30分近くマンコを舐めまくるのであった。
これで軽く5、6回はイッてしまい、すっかりヘロヘロになったイヨちゃん。その姿に満足した筆者は、コンドームを装着して挿入することにした。
ゆっくりと時間をかけて根元まで挿入し、頭の中で般若心経を唱えながらお経のリズムに乗せてピストン開始だ。
かんじざいぼさつぅぎょうじんはんにゃはらみったぁじぃ
油断するとすぐにリズムが速くなってしまうので、般若心経本文の266文字を一つ一つ脳内で描きながら腰を振った。
しかし、そんな抵抗もむなしく、スグに発射の前兆が訪れやがった。
せっかく彼女の7年ぶりのエッチだというのに、正常位でアッサリ終わってしまっては申し訳なさすぎる!!
イヨちゃんに声をかけ、上体を起こしてもらい、胡坐をかいた筆者の上に跨ってもらって、ピストンを再開だ。
「す、すごい! 奥まで当たってますぅ!」
この座位が気に入ったようで、筆者の後頭部に手を回しながら腰を上下に動かし始めるイヨちゃん。
「あ、またイッちゃいそう…」
「お、俺も限界だよ。い、イクよ」
ふぅ。
座位に変更してから1分ともたずに発射してしまった。相変わらず情けないくらいの早漏っぷりだ。
いつもならしばし余韻を味わってからチンコを引き抜くのだが、この時は様子が違った。
筆者がイッた後も、イヨちゃんは腰の上下運動を止めないのだ!!
これが生挿入からの中出しだったら、間違いなく抜かずの2回戦目に突入していたことだろう。しかし、コンドーム着用のセックスだったので、このままではゴムが外れてザーメンが彼女のマンコの中でこぼれてしまいかねない。
「ちょ、ちょっと、それ以上されたらゴムが外れちゃうよ」
そう声をかけて、なんとか彼女の動きを制止することができた。そして、ゴムが外れないようそっとチンコを引き抜く。
無事に引き抜いた後は、ゴムを外してからチンコの先端をティッシュで拭く。
すると、拭き終わったと同時に、イヨちゃんが筆者のチンコに顔を近づけてきた。
パクっ!!
なんの躊躇もなく、萎みかけのチンコを咥えてきたのである!!
実は、筆者はこの攻撃にめっぽう弱い。滅多にないことだが、これをされると、その場でプロポーズしたくなってしまうのだ!
なんとかプロポーズの言葉がクチから出ないように耐えていると、チンコは彼女の口内で完全にフル勃起状態になった。
「ありがとう、イヨちゃん。またゴムを着けるから、このままもう1回エッチしようか?」
「え? もうできるんですか?」
「うん! だってイヨちゃんがペロペロしてくれたから、完全に復活しちゃったよ」
「じゃあ、またさっきの体勢でシていいですか?」
こうして、ゴムを装着してから再び座位で合体だ。
「じゃあ、イヨちゃんの好きなように動いていいよ」
そう告げてから目を閉じ、またもや般若心経を諳んじ始める筆者。
「あ、またイッちゃうぅぅぅ!!」
イヨちゃんの色っぽい声が少しだけ鬱陶しくもあったが、それでもなんとか集中して、般若心経を3回ほど唱え終わった。筆者の場合、1回唱えるのに3分強かかるので、大体10分が過ぎた計算だ。
気を逸らすのもそろそろ限界だった。彼女の後頭部に手を添え、そのまま後ろに倒し、再び正常位の体勢となって、今度は筆者が腰を振る。
ガガガガガガっ!!
高速で腰を振り、「イグよ!」と告げるのと同時に、2発目をブッ放したのであった。
ふぅ。
休憩を挟まずの連続発射だったが、ゴム内に吐き出されたザーメンは、1回目とほぼ変わらないくらいの量だった。
その後、ピロートークしてから別々にシャワーを浴び、帰り支度を始める。
「またシたくなったら連絡ちょうだい。いつでも飛んでくるからさ」
「え? また会ってもらえるんですか?」
「もっちろん! イヨちゃんからのお呼びだったらいつでも参上するよ!」
「えぇっ? いつでもですか?」
「あっ、ゴメン。いつでもは言いすぎだった。でも、できるだけ駆け付けるからさ」
「フフフ、ありがとうございます」
こうして再会を約束した後、駅の改札口まで彼女を送っていき、サヨウナラとなった。
その日の夜、さっそくイヨちゃんからメールが届いた。
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ショーイチさん、今日はありがとうございます。
まだアソコがジンジンして、火照ってるようです。
久しぶりのエッチだったから不安だったんですけど、
ショーイチさんのおかげで思っていたより楽しめました。
来週は生理になっちゃうので、再来週にまた連絡してもいいですか?
また今日と同じくらいの時間に待ち合わせできると思うので。
———————–
女性のほうから2度目のデートを誘ってもらえると、本当に幸せな気分になってしまう。手抜きなしで一生懸命愛撫した甲斐があったというものだ。
もちろんこのメールに速攻で返信を行い、OKの返事をしたのであった。
次回は、3回戦目を求められてもいいように、デート前日に精のつくものをたくさん食べておこうと考える筆者だった。
(文=所沢ショーイチ)
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