席ではマンツーマンの接客で、キャストがイチャイチャする感じで密着してくる。もちろんタッチは厳禁だが、腕を絡めてくるので、筆者のヒジがハルカちゃんの胸に当たり、ついついニヤけてしまうことに。
こういった流れは普通のキャバクラでもよくある。しかし、ドレスだと太ももなど脚部は生地に覆われていることが多いわけだが、ブルマであれば当然ナマ足。つまり、密着された時の感触が生々しいのだ。興奮して、思わず酔いが早く回ってしまいそうだった。
トークには気取ったところがなく、従来のキャバクラのような緊張感を強いられなくて心地よい。なんだかキャストというよりも同級生といった感じで、“甘酸っぱい青春”という妄想で楽しめた。体操着&ブルマの女のコが隣にいるなんて、シュールな画ではあるが、それもまた一興なのだ。
スタッフが「そろそろお時間です」と伝えにやってきた。こういった声かけがあるのは有難い。と言うのも、声かけをせずに自動延長を繰り返して、莫大な料金を請求する悪質キャバクラも存在するからだ。
キャストのコスチュームはもちろん、どこか懐かしい雰囲気もあり健全さを感じることになった体操着キャバクラ。料金も40分で約7,000円で、お値段以上の楽しさがあった。風俗ライターとしては、ヌキがない時点で守備範囲外でもあるが、なんだか心が満たされてほっこりした。
(文=子門仁)