20日深夜放送のトークバラエティ『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告』(テレビ東京系)で、元おニャン子クラブの新田恵利(48)がスーパーアイドル時代のエピソードを明かした。
1985年にバラエティ番組『夕やけニャンニャン』(フジテレビ系)から誕生したアイドルグループ・おニャン子クラブの初期メンバーに選ばれた新田。同年リリースされたグループの大ヒットソング『セーラー服を脱がさないで』のフロントメンバーに起用された彼女は、一躍トップアイドルに成長した。翌年にはシングル『冬のオペラグラス』でソロデビューを果たして30万枚以上のセールスを記録するなど、80年代のアイドル黄金期を代表する人気者のひとりだ。
新田はこの日の番組で、事務所に加入したころの月給が12万円くらいだったと、多くの芸能人が嫌がるギャラなどを告白。『冬のオペラグラス』の歌唱印税にも触れ、メンバーがコーラス参加したため、全員で「頭割りにした」ことを明かし、どんなに人気があって忙しくても月収が50万円に届くことはなかったと話した。
また新田は、「犬猿の仲」と言われたメンバーの国生さゆり(49)との関係について聞かれ、「あまり仲良しではなかった」とあっさり肯定。原因は、メンバー全員が参加した沖縄ロケで起こった出来事だった。
このとき新田はワンピースタイプの水着を着る予定だったが、実際に現地で用意されていたのはビキニで、これに彼女は反発して撮影を拒否。すると、新田のもとに国生と取り巻きのメンバーが数人現れ、「あんたがやらなきゃ始まらないんだよ!」と一喝されてしまった。以降、新田と国生はギクシャクするようになったという。