セミファイナルは、ラ・マルクリアーダ&太田一平VSさちこYOKOZUNA&男盛によるプロレスルールのタッグマッチ。
最近は、プロレスのリングにもあがるさちこYOKOZUNAが、なぜか試合前から妖艶な雰囲気を醸し出していた。その答えは、対戦相手の太田(元プロレスリング・ノア)が好みのタイプだったようで…。
男女混合マッチというものは、基本的に男対男、女対女で試合を進めるものだが、パートナーの男盛が太田をフォールしようとするたびに、さちこが割り込んでフォールを奪う。完全に私利私欲である。
そこに駆けつけたのは、第二試合に出場した総合格闘家の川畑千秋。なんと、リング上で太田と夫婦であることをカミングアウトして、さちこを動揺させた…つもりだった。
しかし、さちこは「私の愛のほうがデカイ!」と、おかまいなしにリング上で太田を可愛がり、妻の前で不倫式ヒップドロップで圧殺した。もしかしたら、今後、キャットファイトのリング上で昼ドラのような、ドロドロした展開が繰り広げられるのかもしれない。
大会を締めくくるメインイベントは、『痛快なりゆき企画!風雲!コケシ城』と銘打たれた試合だ。もちろん、有名なバラエティ番組『痛快なりゆき番組 風雲!たけし城』のオマージュである。
殿として実況席に登場したのは、本家たけし軍団のグレート義太夫氏。今回は各ラウンドごとに関門を設置し、攻撃軍(キャットファイター)の若林美保、雛りな、m@rica、ももえり、けーすけの5名は、その中で闘うことになる。
本家番組のアトラクションさながらのボール責めに遭う『ジブラルタル海峡マッチ』など、いつもとは違った試合形式に戸惑う選手。それでも、いつも通りに相手のコスチュームを脱がし、バストをむき出しにして闘う。
最終ラウンドでは、たけし軍団のなべやかん氏が登場! 若林美保に濃厚に迫られ、先輩のグレート義太夫に「奥さんに写メ送るぞ!」と言われる始末。