グループ離脱後、ももクロが大ブレイクしたために「早見あかりの卒業は失敗だったのでは」という声も少なからず上がっていた。しかし、早見は周囲の心配をよそに着実に女優として実績を積み重ね、2014年にNHK朝の連続テレビ小説『マッサン』で主人公の妹役に抜擢されたことをきっかけに評価が急上昇。昨年6月には『ラーメン大好き小泉さん』（フジテレビ系）で連ドラ初主演をゲットし、今春には『夢の劇 -ドリーム・プレイ-』で舞台初主演を飾った。
さらに人気コミックの実写版映画『銀魂』（2017年公開予定）に村田鉄子役での出演が決定するなど、オファーが続々と舞い込む若手人気女優のひとりになっている。
また、隠れた「次期CMクイーン」候補としても注目されている。人気スマホゲーム「グランブルーファンタジー」のCMでは人気俳優・菅田将暉（23）と微妙な距離感の男女を演じるシリーズに出演し、浴衣姿で花火を見ながら切ない歌を口ずさむバージョンが今夏に大量放映された。
創味食品「創味シャンタン」のCMでは、人気俳優・高良健吾（28）を相手役に「まさか中華じゃないよね？」などと彼氏を追い込むドSな彼女役を熱演。さらに花王「ASIENCE」のCMでは、教授役のチュートリアル・徳井義実（41）から「ほんのり色っぽく」なるためのレクチャーをされる女子学生役を務めている。
「本数でいえば決して多くはありませんが、いずれのCMも大量出稿されているので露出量は若手女優の中でも屈指。しかも、どれも印象的で広告として成功しているため、今後はさらに早見へのオファーが増加しそうです。女優としての躍進とともに、CMキャラクターとしての価値も同時に高まっている」（前同）
もはや「元ももクロ」という肩書がいらないほどの人気女優に成長した早見。仕事が順調で胸まで巨大化したとなれば、さらにファンが増加することになりそうだ。
（文＝佐藤勇馬／Yellow Tear Drops）