ジャニーズアイドル・Sexy Zoneの中島健人(22)が主演した『黒崎くんの言いなりになんてならない』では、高校デビューしたキュートなヒロインを好演。中島演じるドSな「黒悪魔」と、千葉雄大(27)扮する女子の憧れの的「白王子」に翻弄される役どころで、「反則級に可愛い」と話題になった。胸キュン必至の学園ラブストーリーは、観客動員100万人突破&興行収入12億円以上と数字的にも好記録を残した。12月公開予定の『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』でも、主人公が一目惚れする透明感抜群のヒロインに抜擢されており、可愛らしい小松を早く見たいと心待ちにするファンも多い。
一方、東出昌大(28)主演のアクションコメディ『ヒーローマニア-生活-』で演じた役は、おさげで丸メガネをかけた少女。見た目は地味だが一度キレたら誰にも止められない強烈なキャラで、「ママのおっぱいでも吸ってろ!」と絶叫するシーンなどもあった。また、柳楽優弥(26)の鬼気迫る芝居が絶賛された『ディストラクション・ベイビーズ』では、茶髪のキャバクラ嬢役に挑戦。若者たちの欲望と狂気が目を覚ましていく様を描いた作品で、小松もカラダを張ったところを見せていた。
来年にはマーティン・スコセッシ監督の『沈黙-サイレンス-』(原作・遠藤周作)で、ハリウッドデビューを果たす小松。同作には、窪塚洋介(37)、浅野忠信(42)、加瀬亮(41)など日本映画界を代表する俳優たちも名を連ねており、彼女の女優人生にとって大きな作品となるだろう。今回はCMでの姿で話題だが、若手女優きっての本格派と言われる小松はスクリーンで輝き続けてくれそうだ。
(文=愉快)