なんでも、彼女は現在婚活中なのだという。「結婚したくなるようなお客さんはいた?」と聞けば、「お店自体がオープンしたばかりなので…」と曖昧な返事。しかし、「これからだと思います」とニッコリ微笑むナオさん。まさに“これから”プレイする筆者には、大人女子と一緒になれるチャンスがあるということか?
彼女は普段、それなりに大きな企業のOLをしているのだという。であれば、社内でいい相手が見つかりそうなものだが、同じ部署の女性の先輩が未婚だったりすると、大っぴらにアプローチはできないようだ。また、婚活するにあたって、エステなどでお金が必要になることもあり、自由シフトで稼ぐことができる風俗を選んだのだという。
結婚しようとするのに風俗で働くというのもおかしな話に聞こえるが、目的のためには手段を…ということなのか。
さて、プレイ自体は、ほぼオーソドックスなデリヘルの内容だった。ただ、素人系を謳っているだけに、イチャイチャ感は高い気がした。ベッドでのトークも横に寄り添って顔を覗きこむようにだったり、少し間が開くとキスしてきたり、本当の恋人のようなのだ。思わず、婚活中の大人女子と、このまま愛を育んでゴールインしたくなった。
その後もキスを中心に全身リップやフェラという流れとなったが、時々、マニュアルを思い出そうとしているのか戸惑った表情を見せた。それまでクールな表情だっただけに素人感が際立ち、ソソられた。若すぎず、かといって熟女でもない妙齢の女性は、独特のエロさがあるようにも見えた。
発射した後、再びイチャイチャしながらのトークタイム。途中、ナオさんが「いい人に出会えるかな?」とつぶやいた。気付けば大人女子の魅力にハマっていた筆者は、次回、婚姻届を持参しようかとカマしてみれば、「(とびきりの笑顔で)結構です」と、アッサリと断られるのだった。
(文=子門仁)