さらに、TBSは番組の最後にもネットユーザーたちを喜ばせた。10年から12年まで放送された『クイズ☆タレント名鑑』が今秋リニューアル復活することを発表したのだ。
田村淳が司会を務める『タレント名鑑』は、有名人にまつわるクイズなどにゲスト芸人たちが挑戦する番組。これだけ聞くとよくあるクイズバラエティといった感じだが、問題にはゴシップネタも豊富で、解答者はかなりキワどい発言を連発する。ピー音の鳴らない回はないほどだ。そんな番組には熱狂的ファンも多く、以前からネットには復活を望む声があった。そのためネットには復活を歓迎する人が続出している。
「最近のTBSは『攻めている』と評判です。深夜には激しい素人イジりで人気の『万年B組ヒムケン先生』や、下ネタをバンバン繰り出す地下芸人を紹介する『有田ジェネレーション』などがありますからね。そんなTBSの状況を『クレイジージャーニー』に出演する松本人志さん(52)も、『クレイジーな局になってきた』と表現していた。この流れを象徴するのが、芸人たちが『出ると損する』と口をそろえるほどの過激な内容で注目を集める『タレント名鑑』の復活と言えそうです。普通のバラエティでは問答無用にカットされる発言ができる番組は芸人にとっても刺激的なはずですから、一番楽しみにしているのは出演者な気もしますがね(笑)」(芸能ライター)
新番組は『クイズ☆スター名鑑』となるが、制作陣は変わらない。そのスタッフは今回の『芸人キャノンボール』とも同じ。秋からのTBSでは、さらに“攻めるバラエティ”が楽しめそうだ。
(文=愉快)