さて、私はソープランドに勤めておりますので、毎日多くの殿方とベッドを共にしていて気付くことがあります。男性はしばしば、女は無限にイキ続けると信じているのです。
女は男が思っているほどイカない!
AVが布教した「連続イキ神話」のお陰で、1度や2度イキを披露しても攻めの手を緩めないお客様は多くいらっしゃいます。ですが、ある女性誌のアンケートによると“イッたことない女の割合は、実に成人女性の50%以上”なのだとか。女性同士では「イッたことない」という悩みはセックスあるあるなのです。
「女の子はいいよねー、何度でもイケるんでしょ」なんて、女の子に言ったことはありませんか? それ、NGワードかもしれませんよ。
そもそも、女は男が思っているほどイキたいとも思っていない!
男性にとってのセックスのゴール地点とは、すなわち射精です。どんなにステキなお姉さんにお相手いただいても、プレイ時間中1度も発射できなければ、それはそれは残念な気分になることでしょう。
その理屈から心優しい殿方は、相手の女性も満足させなければと思ってくださるので、相手を思う気持ちがあればあるほど女性をイカせることに注力する方が増えます。
「一人で気持ちよくなるより、一緒に気持ちよくなりたいから」と言われるとイヤだとも言いにくいものですが、女性はその体の構造上、イカないと満足しないということはありません。
それよりも、気持ちの満足がセックスの満足度にとってとても重要なので、たくさんよしよしして優しい言葉をかけてくれる方が気持ちよくなれるかも知れません。
私としては、なんどもイカせようと奮闘されるよりも、殿方が気持ちよくなっている姿を見せてくれる方がうれしくなっちゃいます。もちろん、いっぱいイッて肉体的にエンジョイしたい子もいるはずなので、あくまでも個人的な意見です。
お互いの気持ちを知って、気持ちイイ夜を過ごせるといいですね♪ それでは今日はこの辺で。
(文=茅原まおみ)