ビジュアル面で早くもファンのハートをキャッチした長澤。すでにボイストレーニングも始めているとのことで、初ミュージカルでも死角なしと言えそうだが…。
「『キャバレー』のサリーといえば、歌と踊りに完成度が求められ、エロチックで大胆ながら内面は繊細という難役で、ミュージカル初挑戦の長澤さんにはハードルが高いのではとの声もある。劇中ではメーンの歌唱曲が5曲ありますから、それを完璧にこなすだけでも大変だと思います。デビュー以降、女優業を中心に活動してきた長澤さんには歌のイメージが薄く、ファンからは心配の声も上がっています。
しかし、ドラマ『若者たち2014』（フジテレビ系）では、アメリカのシンガーソングライターであるリサ・ローブの名曲『stay』を英語詞のまま見事に歌い上げ、澄んだ歌声で多くのファンを魅了した。もちろん、舞台上で歌うのとは勝手が違いますが、一部メディアによると長澤さんは『日ごろから人前で歌ったり踊ったりすることが好き』とのことですから、意外と気負いはないのかも（笑）。ともあれ、申し分ない実績を持つ長澤さんであれば、これまでの経験を生かして初ミュージカルでも美しい歌声を響かせてくれるはずです」（芸能ライター）
長澤は「ミュージカルは最初で最後」とコメントしたが、演出家の松尾は「最後にさせないと決めている！」とTwitterで宣言している。舞台上で新たな魅力が発揮されることになれば、ファンからも再演を望む声が相次ぐことだろう。そうなれば長澤の気持ちにも変化がありそうだが…。いずれにせよ、来年の長澤からは目が離せそうにない。
（文＝愉快）