ネット環境の進化は、風俗業界にも少なからず影響を与えている。店の予約ひとつとっても、固定電話時代に家族に聞かれたくないので公衆電話まで走ったこともいまや昔、今は携帯で済んでしまう。それどころか、ナンバーディスプレイ機能によって公衆電話からの通話は受け付けなかったりする。また、ほとんどの店でメールでの受付が可能にもなった。
情報にしても専門誌は次々にウェブに移行しているし、店自体がホームページを持っているので、欲しい情報だけが得られる時代だ。風俗が時代に合わせて進化することは、この世界で職も食も得ている身としてはうれしいかぎり。先日、その喜びが実感できる、独自のSNSを導入している風俗店を見つけた。
顔を知らない者同士でつながることもできる、コミュニケーションツールとして機能するSNS（Social Networking Service）。その店は関西全域をカバーしている『H』という熟女・人妻系デリバリーヘルスで、公式サイトに独自のSNSを持っている。そこに登録すると、SNSを経由して在籍女性と直接やり取りができるのだ。つまり予約などもこれを使って行なえる。
もちろん、店舗もウェブ上のやり取りは把握しているだろうし、ヘタな書き込みはできない。ちなみに、SNSに特化しているからか、その店の公式サイトはスマホ版しかなかった。
まずは手順に沿って登録し、予約してみた。お相手に選んだのは、口元は隠されていたものの、大きな瞳が印象的だったアヤメさん（仮名）。4日後の予約を取り付けることに。