女優の奥菜恵(36)が7日深夜スタートの新ドラマ『遺産相続弁護士 柿崎真一』(日本テレビ系)で、“ワケあり未亡人”を好演して話題になっている。
このドラマは、俳優の三上博史(53)演じる主人公の弁護士が、型破りな方法で遺産トラブルを解決していく一話完結もの。奥菜は依頼人としてゲスト出演し、多くの視聴者にインパクトを与えたようだ。
資産家である夫が亡くなり、その遺産を相続することになった未亡人を演じた奥菜。これだけならよくある設定だが、奥菜扮する女性が夫と婚姻関係を結んだのは亡くなる6時間前で、夫の親族からは「遺産目当てに違いない」と思われていた。それでも、高齢だった夫は自然死で、奥菜は彼のことを心底愛していたため堂々と葬儀に出席する。
しかし、葬儀にやって来た奥菜に親族は激昂。というのも、奥菜はバーのママという設定で、葬儀という場にもかかわらずケバケバしいメイクを施しており、これが親族の怒りを買ってしまった。そんな奥菜を見るや、「泥棒猫!」と一喝したのは夫の娘役を演じた紫吹淳(46)。その後ふたりは、焼香を投げ飛ばしながら平手打ちを張り合うなど、葬儀場で壮絶なバトルを繰り広げた。
また、遺産相続の相談のために三上の事務所を訪れた奥菜は、おもむろにガーターストッキングを直すというセクシーな姿を披露。三上を誘惑するような表情を浮かべて依頼を引き受けてくれるよう懇願するなど、色っぽい姿も見せていた。
前半部分の奥菜は、遺産目当てで無理やり結婚した悪女として描かれていたが、やがて身辺を洗い出すうちに「ある真意」が発覚する。それにより、表向きの性格とは異なる健気な一面が明らかになり…というストーリーだった。