幻惑の潜入編

【ニッポンの裏風俗】岡山:ソープでも本ナシ県のオトナの遊びは夜の公園でオヤジが取り持つ


 ホンの3分ほど走ったところでクルマが止まると、助手席に女のコが乗って来た。

 茶髪で細身、振り向いて挨拶する笑顔は、裏風俗の女のコとしては文句の付けようがない若さとカワイらしさだった。

 

クルマに乗ってきた女のコ。振り向いてちゃんと挨拶をしてくれるいいコだった

 
「お客さん、どう、若いでしょ? ホテル代込みで2万2000円だよ」

 
 ぐうの音も出ず、小さく「ハイ」としか言えない筆者だった。

 ホテルに入って彼女に聞くと、見た目はギャル系だが意外にも、

 
「お水も風俗もしたことないの。前はショップで働いてました」

 
 最初はドキドキしたものの、これなら私でもできると覚悟を決めたと言う。

 
「アタシ、何歳に見える?」

 
 そう聞く彼女に、

 
「18か19?」

 
 そう言うと、

 
「ハタチになったばかり」

 
 オヤジが言った年齢にもウソ偽りはナシ。こんな若くてカワイイコ相手なら、童貞卒業もいい思い出になるだろうが、初心者にポン引き遊びはちと、ハードルが高いかもしれない。果たして、桃太郎が退治する鬼はどっち側にいるのか?

 

歓楽街・田町。「パツ屋」と呼ばれる本サロも数軒ある

 
(写真・文=松本雷太)

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