幻惑の潜入編

【ニッポンの裏風俗】岡山:ソープでも本ナシ県のオトナの遊びは夜の公園でオヤジが取り持つ

桃太郎伝説と高級果実で有名な岡山は、教育県という土地柄もあり、風俗には風当たりが強い街でもある

 
 岡山の歓楽街・田町近くの親水公園沿いを夜歩いている時、ポン引きに声をかけられた。

 一見、筋っぽいオヤジがホテルによこした女は、筆者より確実に10歳は年上の熟女だった。教育県・岡山の風俗は、ソープランドでも本●はNGだ。

 したければ裏風俗の熟女相手というのは、若い童貞諸君にとってはあまりにも悲劇としか言いようがない。それが岡山のセオリーと思い知らされた10年前の夜だった。

 しかし、二度目となれば同じ轍を踏むわけにはいかない。その親水公園沿いはポン引き出没スポットとして有名な場所で、その夜もブラブラしているとオヤジに声をかけられた。

 

西川緑道公園。昼間は爽やかな親水公園だが、夜になるとネオンがちらつき、ポン引きも現れる

 
「お兄さん、お遊びですか? 若いコ紹介しますよ」

 
 正直に「熟女」と言うポン引きはいない。「熟女」だと正直に教えてくれたのは、鴬谷のラブホ街に佇むオヤジだけだ。みんな「若いコ」「22歳」が常套句なのだ。

 
「前にも同じこと言われて熟女付けられたことあるんだよね」

 
 探りを入れる筆者にオヤジは、隣にいた仲間らしき兄ちゃんに確認するようにこう言った。

 
「新しく入ったあのコは、20歳のスラッとしたかわいいコよなぁ。何だったら、クルマで顔見せしてあげようか」

 
 ポン引きが顔見せ? それほど自信があるってことか。

 提案に乗るとすぐにクルマを取って来て、筆者を後部座席に乗せるとどこかヘ走り出した。

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