スポーツなどの国際大会で日本人女子選手が活躍すると、「あっぱれ、大和撫子！」的に報道されることがある。今年の夏はリオ五輪が開催されるので、きっと何度もこの言葉を聞くことになるだろう。
日本女性の清らかさ・美しさをたたえるこの『大和撫子』という言葉だが、個人的なイメージでいえば、さらさらの黒髪で清楚で凛としたといったところだろうか。だが、そういった容姿の女性は、絶滅とまでは言わずとも圧倒的に少なくなったように思う。我が風俗業界においても、お店のサイトを覗いても完全な黒髪は見当たらないことが多々ある。
ところが、新宿・歌舞伎町に黒髪専門ホテルヘルスがあったのだ！ お店のサイトを見ると、多くの女のコが顔出しNGなものの、“大和撫子感”を感じられるコが多かった。
まずは受付に行くと、改めて「当店は清楚で純情な黒髪の和風美人しか在籍しておりません」と念を押された。そして、「“髪オプ”はどうされますか？」と尋ねられるのだった。
この“髪オプ”は『髪フェチオプション』のことで、女のコの髪の毛を使ったプレイのことらしい。もちろん、選択することにした。
歌舞伎町のホテルで待っていると、やって来たのは美織（みおり）ちゃんという女のコ。小柄ながらもメリハリのあるボディ、そして胸元まで伸びたサラサラの黒髪が魅力的な21歳の和風美女だった。歌舞伎町の華美なイメージとは相対する凛とした美しさがある。
挨拶もしっかりしていて、姿勢も正しく、まさに大和撫子という感じの美織ちゃん。プレイはハグから始まった。