今月6日放送のバラエティ番組『超頭脳トレード』(日本テレビ系)で、俳優の八名信夫(80)が「故人」と紹介されるハプニングが起こった。「マズイ! もう1杯!」のフレーズで知られる青汁のCMを紹介する中で、「故八名信夫さん」と表記されたのだ。これを受けて八名が所属する悪役商会は、公式HPで「八名は健在で、現在も俳優として活動しております」と事実誤認を指摘。日テレ側も公式サイトに謝罪文を掲載した。
「悪役商会のサイトでは八名さんの日記が更新されているほか、自身が監督・出演を務める映画撮影の様子なども報告されており、元気な姿がうかがえる。テレビの露出は減っているものの、映画にはコンスタントに出演しています。八名さんは悪役としてドラマの中では何百回も殺されていますが、実際に故人扱いしてしまうのはさすがに失礼すぎるでしょう」(芸能関係者)
八名に限らず、芸能人の中にはテレビの露出が少なくなって死亡説が流れる人も多い。そもそも芸能人の仕事は、映画、舞台、講演など多岐にわたるが、一般の人にとっては“テレビから消えた人=死亡説の対象”となってしまうのかもしれない。
中でも死亡説が出やすいのは、入れ替わりの激しいお笑い芸人だろう。つぶやきシロー(45)、小島よしお(35)、コウメ太夫(44)など勝手に殺されてしまった一発屋芸人は数多い。過去をさかのぼれば、あの大物芸人にも死亡説が出たことがある。