つまり交際はグループ解雇の理由になっても賠償責任を負わせる理由にはならないとの判断だ。この前例を見てもファンを訴えるのは無理がありそうだが…。
「それは事務所側も認識しているでしょう。本当に訴訟を起こすかどうかは別にして、法的措置を検討という言葉は他の出会い目的のファンに対する威嚇・牽制の意味合いが強いのでは。また、地下アイドルグループは運営者の思い入れが強いため、問題のファンに対して何かしら制裁を加えなければ気が済まない部分もあるのでしょう」(アイドルライター)
いずれにせよ、アイドルとの距離の近さが魅力である地下アイドル業界は今後も同じようなトラブルが続発しそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)