まず、夜這いという内容上、通常のソーププレイではあり得ないことだが、ひとりでシャワーを浴びることに。身体をきれいにしたら、いよいよ夜這いだ。
真っ暗な部屋でアイマスク、そしてオプションの浴衣を着た女のコが寝ている。このシチュエーションだけでもなんだかドキドキするが、だからといって、いきなり襲いかかるのは不粋だ。
実は、地域によって異なるが、夜這いにも作法がある。基本的に女性は相手を好まない場合に拒むことができ、男もその意思表示に従うことだ。つまり、少しずつ確かめるように触れなくてはならない。
まずは添い寝をするように彼女の横にいき、肩の辺りを浴衣の上から触れることから始める。そして、徐々に胸へ近付いていくが、この時点で彼女が拒む様子はない。むしろ、吐息が荒くなっていく。
これを受け入れてくれた証として、浴衣の胸元から手を滑らせてナマ乳を触ることにした。手探りだったので、いきなり指先が乳首に触れてしまい、「あっ!」という女のコの短い悶え声が部屋に響く。
それでも裾から手を入れて、太ももからジワリとアソコへ向かって指を這わせていくと、彼女の身体が悶え震えていることが暗闇でも分かった。そして、アソコに指が辿り着くと、すでに濡れていた。完全にゴーサインだ。
浴衣の胸元をガバッと開き、バストを容赦なく揉み始めると、吐息が淫らになっていく。ここで一気に帯をほどき、肌が完全に露わになる。この瞬間の興奮度の高さは、なかなかのものだった。浴衣という和装が臨場感を演出してくれたカタチだ。そういった意味では“リアルな夜這い”と言えるのだろう。そして、フト、昔の人がこういった行為をしていたのだと思うと、なんだか羨ましくなるのであった。
ちなみに、この『A』では“逆夜這いソープ”を楽しむこともできるようだ。夜這いは男が女性の寝込みを…というイメージがあるが、九州や東海地方の一部地域では逆のパターンも確認されている。Mっ気のある者ならば、こちらも楽しめそうだ。
(文=子門仁)