お手頃価格でサッとヌケることで根強い人気のピンクサロン、通称ピンサロ。このピンサロの歴史は半世紀以上前までさかのぼり、1960年に誕生したと言われている。当初は『ピンクキャバレー』や、女性の衣装から『ネグリジェサロン』と呼ばれていたそうだ。
また、当初は手によるサービスのみで、現在の主流であるフェラチオによる発射サービスが行われるようになったのは、1980年代のことだ。このサービスに落ち着くまでの経緯は興味深い。手によるサービスが進化(?)した際に、いわゆる本サロと呼ばれるサービスが行う店が増えたというのだ。
これは、1970年代半ばにはフェラチオが一般的ではなかったことに起因する。男性器をしゃぶるのであれば、いっそのこと…という風潮によるものだったそうだ。
その後、条例などの事情もあって、フェラによる発射サービスに切り替わっていった。そして、その過程で時間内に複数の女性を相手にするようにもなった。
さて、ピンサロのイメージといえば、大音量のユーロビート音楽がBGMとして流れる暗い店内で、イチモツをおしぼりで拭かれてフェラチオをされてコッソリとコトに及ぶ…といった感じだろうか。
しかし、そういったイメージはすでに一昔前のものになりつつあるようだ。ここ数年、特に都内ではコンセプトを持ったピンサロが増えている。