「個人預金者との不適切な性交渉」は、夫婦間の性交渉はあるものの、淡泊で独りよがりな夫のセックスのせいで身も心も満たされない28歳の人妻・北川景子(水原さな)が主人公。上司と共に大口顧客の自宅を訪問した景子だったが、顧客は相談があるから景子とふたりきりになりたいと早々に上司を追っ払ってしまう。顧客は景子の容姿や仕事の姿勢を褒めちぎった後、「財産と金を家族に渡したくない」と相談するも、すぐに話題を変えて夫婦生活に満足しているか質問。曖昧な答えをする景子に夫への性的不満を読み取った顧客は、金を渡して「あんたを抱きたい。今ここで!」と迫る。
すると景子は金の受け取りを拒否した後、「私を抱いてください。実はそのつもりで今日は参りました」と自分も同じ思いであることを告白。ふたりは激しく抱き合い、全裸になって布団に移動すると、互いの性器を指先で愛撫しながら濃密な接吻を交わす。クンニを施されると景子は乳首を勃起させて、艶めかしい嬌声を部屋中に響かせる。セックスに突入後も舌を絡めあいながら密着体位に酔いしれ、「オマンコ気持ちいい!」と叫びながら挿入部をガン見して絶頂へとひた走る。射精後も、しばし抱き合い、快楽の余韻に浸るふたりは、淫語などを言い合いながら恋人同士のように束の間、甘い時間を過ごす。その夜、相変わらず淡泊なセックスに満足する夫に対して、冷ややかな態度を取る景子だった。
本作を監督したヘンリー塚本曰く「おカタい職に就く女性ほど、濃ゆい性欲を持て余す者が多い」とのこと。そんな女の裏の顔を、芸達者な人気女優3名がリアリティのある生々しいセックスで見事に表現。神ユキの柔軟な下半身を生かした大開脚での正常位、春原未来の切羽詰ったかのような濃厚オナニーや献身的なフェラ奉仕、水原さなの景気のいいイキッぷりなど、三者三様の性反応を存分に堪能してほしい。
(文=猪口貴裕)
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