元AKB48で女優の川栄李奈(21)の評価が急上昇している。
川栄は高視聴率を記録しているNHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』に出演しているが、大型連休中の5月2日に「川栄回」ともいえるストーリーが展開され、好評を博した。同回は主人公・常子(高畑充希)の妹の制服がなくなり、仕出し屋「森田屋」の跡取り娘である富江(川栄)に聞いてみると、干してある制服を見て興味から着てみようとしたら破れてしまい、繕おうとして隠し持っていたことを告白するという展開だった。
女学校に通わずに常に割烹着姿の富江が制服に憧れていた…という可愛らしい描写が視聴者の心に刺さり、さらに常子が制服姿の富江と浅草を散策するというほんわかとした友情展開に心が和んだ人が多かった。この時の川栄の三つ編み&制服姿は「可愛すぎる」と評判になり、その好演も相まって同回の視聴率は21.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。4月26日には自己最低タイとなる20.7%を記録し、息切れが心配されていた『とと姉ちゃん』の巻き返しの原動力となった。
「AKBグループの卒業メンバーはどこか悪目立ちしてしまうことが多々ありますが、川栄はあまりにも自然に朝ドラに溶け込んでいて『最初、川栄だと分からなかった』『可愛い子だと思ってみてたら川栄だと後で気づいた』という声が続出。女優として必要不可欠なナチュラル演技がすでに身についており、業界内での評価もウナギ上り状態です」(芸能関係者)