20数年風俗ライターをしていて感じるのは、「常に風俗は進化する」ということ。生き残りをかけ風俗店は工夫を凝らし、ユーザーに飽きられないように努力を続ける。だからこそ、プレイするたびに新たな発見もある。
ここ最近の関東風俗といえば、すっかり派遣型が主流となり、そのための変化も少なからずある。イメージプレイをする際、自前のプレイルームではないために内装にこだわることができない、といったことだ。これが店舗型であれば、電車内を模した部屋を作れば痴漢プレイなどのシチュエーションを楽しむことができる。派遣型となった今では、ホテルに吸盤が付いた吊革を持参したりするのだ。まぁ、壁に付ければ確かに雰囲気だけは味わえるが…。
往年のイメクラでのプレイを知る者にとってはいささか寂しい現状だが、もちろん良くなったこともある。それがコスチュームだ。現在は、各制服もディテールにこだわったものが多く、よりリアルなシチュエーションプレイを楽しむことができるようになった。
進化なり変化なりを続ける風俗だが、今、時代に逆行したようなデリバリーヘルス、派遣型イメクラが増えている。それは、正式な名称があるわけではないが、“ゴージャスデリヘル”や“バブルイメクラ”と呼べる80年代後半を彷彿とさせるシチュエーションを楽しめるものだ。