「デビュー当初は両親のことに触れなかった中村さんですが、2世タレントとしてバラエティに出るようになり、サラブレッドであることが広く知られるようになった。ただ、以前出演したバラエティでは、両親のことは隠すつもりだったと話していたので、“2世”と呼ばれることには抵抗があるようです。『どうせ親の力でしょ』とうがった見方をする視聴者も少なくないですからね。とはいえ、最近では吹っ切れたようで、自身のSNSに母親の若いころの写真をアップしています。それがまた似ていると評判なので、今後は2世という強みを生かすことになりそうです」（ネットライター）
タレントとしても人気の中村だが、5月には初主演映画『少女椿』の公開を控えている。この作品は84年に漫画家の丸尾末広氏が発表した同名作品の実写版。中村は、サーカス団で下働きをする身寄りのない14歳の少女・みどりを演じる。サブカル界においてカルト的な人気を博し、これまでもアニメ化や舞台化されているが、中村がスクリーンでどのような表情を見せるのかにも大きな注目が集まっている。
「この『少女椿』はすでにYouTube上で予告動画が公開されていて、クオリティの高さが話題になっている。実写とアニメーションを織り交ぜた演出によって、原作が持つ異様な世界観を見事に再現かつ再構築することに成功したようです。中村＝みどりも、狭い部屋で巨大化を始めたり、首がろくろのように伸びたり、カラダがありえない方向にねじ曲がったりと、とにかくオモチャのようにイジられています。かと思えば、キャミソールでベッドに横たわる妖艶なシーンなどもあって、見ようによっては“女優・中村里砂”のプロモーションビデオと思えるほど、彼女のさまざまな魅力が楽しめます」（芸能ライター）
今回の映画が本格的な女優としての第一歩となる中村。ますます活動の幅を広げる中村からは、今後も目が離せそうにない。
（文＝aiba）