壇蜜といえば、セクシーな魅力と共にインテリな一面でも有名。保健体育ではないが、英語の教員免許を所持しており、日本舞踊の師範資格や調理師免許も持っている。以前出演したドキュメンタリー番組では世界の宗教事情について語るなど、知的好奇心が旺盛なタイプだ。
そんなタレントイメージが影響してか、これまでもNHKの教養系番組に起用されており、昨年は『テレビで中国語』にレギュラー出演。昨年の暮れから今年1月にかけて放送された『趣味どきっ！～恋する百人一首～』（Eテレ）では、百人一首の中にある恋歌を取り上げて、今も昔も変わらない人の恋心に思いを馳せていた。思春期の性をマジメに取り上げるという『高校講座／保健体育』は、まさに壇蜜に打ってつけの番組と言えそうだ。
「壇蜜さんはただセクシーというだけでなく、知性を感じさせるので品がある。下品にならないレベルで上手に色っぽさと面白味を演出できる貴重なタレントといえます。そんな彼女をNHKが起用しているのも、お堅いイメージを変えたいという狙いがある。落ち着いた大人の色気や雰囲気を持つ彼女の教養番組となれば、新たな視聴者層の獲得につながるハズですからね。今回話題となっている番組はラジオ放送ですが、壇蜜さんは色っぽい口調でも人気があるので、彼女自身もファン層を拡大しそうです」（芸能ライター）
持ち前の色気と才女としてのキャリアを上手く重ねながら、活動の幅を広げる壇蜜。今後の『高校講座／保健体育』は、現役高校生だけではなく、多くの“大人の生徒”からも注目を集めそうだ。
（文＝aiba）