「ニュース番組にとって大事なのは視聴習慣。『とりあえず』という感覚で見ている視聴者も多いので、『ユアタイム』にはその習慣が浸透していないのだと思います。それに『ユアタイム』は、公式HPや制作発表などで、ことさら『新感覚』という言葉を使っており、斬新さをアピールしていた。視聴者の中にはニュースに独自の視点や切り口を求めない人もいます。『ユアタイム』では初回からアメリカ大統領選を詳しく特集しており、今後も継続するようですが、ネットからは『国内ニュースに比重を置いた方がいい』といった意見も出ている。番組的には国際色をアピールしたいのかもしれませんが、度が過ぎては視聴者にそっぽ向かれてしまう可能性もありそうです。
とはいえ、サラリと本音をもらしてしまう市川さんのキャスターぶりは早くも好評。初回では、海外サッカーのニュースの後に『あんまり興味ないんですけどね…』とコメントしていましたが、これに対して視聴者からは『素直で好感が持てる』といった反応が寄せられています。14才までアメリカで生活していたこともあり、日本的な空気を読むという感覚が薄いのかもしれませんが、その魅力が視聴者に伝わればキャスターとしての人気を高めそうです」(ネットライター)
川上氏の問題が取り沙汰されていたとき、市川は「帰国早々、なんだか色々ありましたが、ボストンの続きの写真、及び卒業証書の写真は追い追いアップします。なんつって」と自身のブログに綴った。この投稿には「イヤミすぎる」といった批判が相次ぎ、即座に「帰国早々いろいろありましたが、頑張るしかないです」と修正された。だが、ウィットにとんだ発言はキャスターにとっては武器にもなるだろう。抜群のルックスだけでなく、今後は市川のコメントにも注目したいところだ。
(文=愉快)