あれだけハードな演出をこなしているにもかかわらず、大人っぽいセクシーな側面はほとんど見せず、甘酸っぱいロリ・キュートなキャラを演じた嶋本りん。彼女の個性によるものなのだろうが、いわゆる「アへ顔」になったりせず、羞恥心と忍耐がないまぜになったような「恥じらいの表情」だけで全編を見せきったのは凄いのひと言。それは、清純派アイドルであり続けようとしている彼女のスタンスのようにも思えた。過激なカメラワークに抗うように、ウブな美少女の空気感をこちら側に懸命に送ろうとする姿は、ファンならずとも応援したくなるに違いない。
しかし、ここまでの露出を見せてしまうと、次のステップが着エロのレベルでおさまるのかと心配にもなってくる。だが彼女の魅力は、その脱ぎっぷりのよさだけにあるのではない。アイドル性の高いルックスは、王道のアイドル的な展開も期待できるだろう。2nsDVDで限界露出まで見せつけたニューヒロインが、これからどこに進むのか、ますます目が離せなくなった。
(文=バハラナ高橋)
『初恋ガイダンス』嶋本りん
時間:85分
品番:CAND-01092
発売・販売:TEEN’S CANDY
時間:85分
嶋本りん(18歳)
T160/B86・W58・H87
趣味:アニメ映画、読書
特技:バレーボール、料理