“国民的炭酸飲料”をビジョンに掲げる三ツ矢サイダーは、若手ばかりでなく多くの有名人もCMに起用してきた。メジャーリーガーの田中将大選手（27）や『M-1グランプリ』で優勝した直後の博多華丸・大吉など旬なタイミングもあれば、、12年から14年にかけては上戸彩（30）、11年に北川景子（29）、昨年は多部未華子（27）と、すでに人気と知名度を確立しているタレントも多い。
CM起用における期待の新人と知名度のある人気者のバランスは、“フレッシュさ”と“国民的”というブランドイメージそのものだ。そして、新人枠からはCM出演後に大きく羽ばたいた女優も多く、芳根も将来有望といえそうだ。
「芳根さんの女優業における最大の魅力のひとつは“普通の女の子”をしっかり演じることができるところ。まだ10代でもあるため、今のところ出演作は学園ドラマが中心ですが、いわゆる美少女というより、クラスにひとりはいそうな女子を演じることも多い。前クールに放送されたフジテレビ系月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』でも、田舎から上京してきた純朴な少女を演じていました。そのため、今回のCMを見た人からは『芳根京子だとは思わなかった』という声もありました。女優デビューして3年程度ですが、すでに作品によって表情を使い分けることができているようです」（ネットライター）
今夏には、CMで共演中の福士が主演を務めるスペシャルドラマ『モンタージュ 三億円事件奇譚』にヒロインとして出演する芳根。三億円事件を題材にした人気漫画の映像化となるこのドラマは、13年に制作が発表されるとネット上でも大きな話題になった注目作だ。今回のCMで美少女ぶりを発揮した彼女の勢いはますます加速することだろう。
（文＝aiba）