一条綺美香、業を背負った昭和の女!! FAプロ専属第一弾作品『未亡人の母の乳房』

 昨年、創立30周年を迎えたヘンリー塚本監督率いる老舗AVメーカー「FAプロ」。時流に流されずに、昭和のエッセンス漂うエロスをストイックなまでに追及した作品群は唯一無二の魅力を放つ。そんなFAプロが31年目にして初めての試みを行う。何と人気AV女優の一条綺美香をFAプロ初の専属女優として迎えたのだ。

 一条綺美香と言えば、2012年9月に48歳でAVデビューを果たし、幾つかの人気AVメーカーで専属女優を務めてきた華麗なる経歴を持つ。4月11日に52歳の誕生日を迎えたばかりだが、容姿はいささかの衰えも見せず、むしろ輝きは増すばかりだ。正直、これまで正統派美熟女として活躍してきた彼女とFAプロの泥臭いメーカーカラーは正反対のイメージ。しかし専属第一弾となる『未亡人の母の乳房』(4月13日発売)では、業を背負った昭和の女に成り切って剥き出しの性を見せつけ、初めてヘンリー塚本作品に出演したとは思えないほど見事に、FAプロの世界に溶け込んでいる。

 

 
 作品は二部構成。第一部で綺美香が演じるのは、体の不自由な18歳の娘を抱えた43歳の戦争未亡人。二人で山村の資産家に住み込み女中として身を寄せ、奥様が心の病で療養施設に入っているため、役人である旦那様の身の回りの世話を請け負っている。旦那様は出勤前に綺美香の黒々と陰毛が繁茂する股間とたわわな乳房を間近で眺めるのが日課。綺美香は嫌がるどころか抱かれてもいいと密かに思っているが、旦那様は不能なのか体に触れようともしない。

 

 
 綺美香が抑えきれない性衝動をぶつけるのは、旦那様に使える山番と使用人。前者とは肉体関係を結んでいるが、後者に対しては「学もなく貧乏で下品で野蛮で無知で馬鹿で野良犬のような男」と蔑み、ビンタを浴びせて、唾液を飲ませ、手コキで巨大なマラを弄ぶのみ。

 一方の娘も発情期で、人目を隠れてオナニーしているところを、彼女の身の回りの世話をしてくれる80歳のご隠居に見つかり、当然の流れのようにクンニを施されて身悶える。その現場を目撃した綺美香は、血相を変えて二人を引き離し、娘を連れて山番のいる山小屋へ駆け込む。しかし山番は娘を連れてきたことに怒り心頭で、娘を外に出したまま綺美香を山小屋に入れると荒々しくビンタを浴びせて、獣のようなセックスに没頭する。

 

 
 そんな淫蕩な母の血を受け継ぐ娘もまた、母を真似るように山小屋に若い男を連れ込むのだった…。

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