それにしても川原のボディはあまりにもセクシーすぎる。長くしなやかなレッグラインと、丸くてセクシーなお尻。柔らかそうなオッパイはもちろん一級品なのだが、下半身のボリューム感はさらにその上をいっている。よほどボディラインのキープに手間暇をかけているのだろう、Tバック姿がこれほどキマるアイドルはそうはいない。彼女の美しさと成熟を兼ね備えたカラダつきを見るだけで一見の価値はある。
この作品には、単なる着エロ作品の過激さを超越した独特の空気感が漂う。BGMは最小限に抑え、挑発的なセリフを乱発することなく、現場のリアリティーを重視した演出。だがそのカメラワークが、彼女の粘着質なエロさをあぶり出す。さり気ない仕草や表情の中に観る者を焦らすかのような「引きの演技」があるかと思えば、ストレートに濃厚なおしゃぶりを披露するシーンもあって、その振り幅の大きいエロイメージには思わず幻惑されてしまう。
復帰二作目でも「着エロ界のトップランナー」としてひた走る川原洋子。果たして、噂されているAVへの転身はあるのだろうか。それとも、イメージDVDの世界で三十路アイドルとして頂点を目指すのだろうか。いずれにしても、いま、川原という女優のスケベの魂は燃えさかっている。女性としていちばん性のポテンシャルが高まる成熟期を迎え、次回作でもさらなる「エロ爆弾」が投下されるのは間違いないだろう。
（文＝バハラナ高橋）
『夢紀行』川原洋子
時間：98分＋特典映像7分
品番：TSDS-42146
発売・販売：竹書房
川原洋子
1980年9月20日生まれ
T168／B90・W58・H89
埼玉県出身
血液型：AB型
趣味：温泉、エステ