しかし、石橋に「アイドル時代ってどうだったの?」と“むちゃぶり”された野呂は、渋々といった表情でAKB時代に唯一選抜メンバーに選ばれた楽曲『会いたかった』のダンスを披露。振り付けは覚えているようだが、そのダンスが石橋にスルーされるというお決まりのパターンで結局オチに使われてしまった。
「野呂さんといえば、『横綱』や『野呂関』などと呼ばれ、元アイドルながらイジられキャラとしてバラエティで重宝されている。汚れキャラという一面もあり、昨年のイベントではダチョウ倶楽部の上島竜兵さん(55)と“口論してから仲直りのキスをする”という定番のネタを堂々とやり切った。さらに今年1月の深夜番組『ゴッドタン』(テレビ東京系)でも劇団ひとりさん(39)とキスするなど、カラダを張ったところを見せています。
ただ、以前出演したバラエティでは『元アイドルなのにオンナ扱いしてもらえない』と悩みを告白しており、自らの方向性に迷っていることは間違いないようです。実は4月から舞台『アニー』に出演することが決まっており、彼女にとって初ミュージカルとなりますから、『石橋温泉』収録時には女優業への気持ちが高まっていたのかもしれませんね。
とはいえ、これまでのバラエティでの活躍からバラドル的なイメージを持っている視聴者は多い。その野呂さんの口から『女優』という言葉が出たため、ファンならずとも驚いたことでしょう。いずれにしろ、石橋さんが『ひとつひとつの仕事を丁寧にこなすことが大事』とアドバイスしていたように、着実に知名度や人気を高めることは今後の芸能活動にとっても重要。そういった意味では、バラエティに出続けることが女優業への近道なのかもしれません」(芸能ライター)
ここ最近、美人になったと言われていた野呂の突然の女優宣言。そんな彼女には「キレイになって路線変更か!?」との声も上がっている。しかし、ファンの中には痩せたことによって持ち前のキャラが崩壊するのではないかと心配する人も多い。タレントと女優をうまく両立することができれば申し分ないのだが…。
(文=aiba)