気になる新作の内容だが、OLの古川が架空の恋人と海に旅行に行くというストーリー（主観映像で、彼氏は手だけの登場）。開始早々、車の中で日焼けクリームを全身に塗るシーンでは、柔らかくマシュマロのようなオッパイにクリームを塗られ、何度も揺さぶられる。さらにジーンズを脱いで現れた丸いお尻も、クリームでスベスベに。ねっとりと液体を塗られた古川の表情は刻々と変わり、ときに切なそうだったり、艶やかだったり…。一瞬、ドキュメントじゃないかと感じるリアルな表情もあり、見応えじゅうぶんだ。
さらにビーチに出ると一転、キャピキャピと浅瀬で水遊びしたかと思えば、胸を揺らしながら元気よく砂浜を駈け、波と戯れる。青いビキニからは豊かな乳房があふれんばかりになり、その極上の豊満ボディに否が応でも眼を奪われてしまう。巨乳アイドルの「ハミ乳」は、河合奈保子以来30年以上も続くグラビア界の伝統だが、まさに古川にもそんな王道アイドルたちのイメージを投影したくなる。
またセクシーで大人っぽいシーンが続くなかで一服の清涼剤となっているのは、彼女の博多弁だ。福岡県出身の古川は、前作でもそうであったが、今回も「起きりいよ」とか「好きやけん」など連発。素朴な方言のイントネーションに、思わずほっこりと癒されてしまう。