ただ、残念ながら一般的な知名度はまだまだ。これまでに深夜バラティなどに出演していますが、デビューから10年ほど経ってもきっかけをつかめないでいます。11年には『とんねるずのみなさんのおかげでした』（フジテレビ系）の人気企画『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』に高田さんが出場して、“自転車の二人乗りをする長澤まさみ”というネタで注目を集めかけたのですが…。
とはいえ、15年正月に放送されたネタ番組『おもしろ荘』（日本テレビ系）で注目され、一躍売れっ子の仲間入りを果たした『おかずクラブ』などの例もあります。きっかけをつかむことができれば、『ばーん』も一気に知名度を上げることができるとハズです」（芸能ライター）
13日には初の単独ライブを開催した「ばーん」。高田のDVDが話題を呼んでいることを考えれば、集客にも結びついたことだろう。だが、初ライブは成功したとしても、それがラストライブになってしまう可能性もあるという。
「オリコンは、昨年1年間で5000枚以上売り上げたDVDは、約500作あったと発表しています。ただ、30万～40万枚を記録したジャニーズ・嵐のDVDをはじめ、ヒット作の多くは音楽関連となっている。その一方で、イメージDVDは数千枚売れれば万々歳という状況。15年の女性アイドル部門で1位となった久松郁実さん（20）の『19（いく）』（リバプール）が3000枚程度とのことですから、5000枚のハードルはかなり高いと言えます」（芸能関係者）
DVDの発売について、高田は「30歳になりましたし、女性としてもいろいろ考えるタイミング」と、結婚や出産への憧れを語った。同じ事務所で10代のころから交流を深めるおかもとまり（26）が、昨年結婚、出産したことにも焦りを感じたという。
「売れなかったら○○する」は、単なる話題作りの可能性もあるが、高田は「1億％本気です！」と断言している。乳首とアンダーヘア以外は惜しげもなくさらしているという『BURN』には、文字通り“ばーん”とヒットを飛ばし、本業の芸人活動につなげてほしいところだ。
（文＝愉快）