男性スタッフに案内され、入口のカーテンが開くと、そこにはドレスに身を包んだ女性が…。まさに“THE ソープランド”な光景だ。
筆者はこの瞬間に、「ソープランドに来た」というスイッチが入るクチだ。しかし、このお出迎えに緊張を覚える人も少なくないという。特に、先輩に連れてこられたりといった“気乗りしない若者”などがそうであるようだ。
そんなソープランド初心者にとって、もうひとつネックになるのが、“いかにもベテラン嬢”に当たってしまった場合だ。導いてもらうことを前提にすれば有難い存在だが、「任せなさい」的に構えられても、余計な緊張を強いられるのだそうだ。まぁ、本当のベテランであれば、その緊張感すらも取り除くものであるが…。
なににせよ、こういったことがソープランドの敷居を高くしてしまい、若いユーザーが近付けない雰囲気になっているように思える。実際、待合室で待っている客の中で、四十路半ばの筆者が一番年下ということも珍しくない。
もちろん、ソープランド側も顧客のための努力は続けている。若い泡姫にニットのワンピースでお出迎えをさせてプライベート感を出したり、JK系を謳って制服姿でというソープランドも存在する。こういった流れもあるからか、在籍する泡姫が全員ギャル系のソープランド、略して『ギャルソー』が増えてきているようだ。