「グループ卒業直後の“ケツ出し泥酔騒動”や歌舞伎俳優・尾上松也(31)との熱愛など、プライベートでお騒がせが多かったのでファンも今さらキスシーンくらいでは動じない。それよりも卒業メンバーが次々と凋落している中、深夜帯とはいえ連ドラ主演が決まったことを素直に喜んでいるファンが多いようです」(アイドルライター)
また、同作の発表とともにイメージビジュアルが公開されたが、そちらは前田が太ももや二の腕を大胆に露出して「女豹のポーズ」をしているというセクシーすぎる仕上がり。こちらはファン以外からも「意外とスタイル良くてビックリ」「こんなにエロいボディだと思わなかった」などと絶賛が巻き起こっている。
前田といえば女優転身後はサブカル路線の作品に多く出演し、AKB時代ほどの派手さが感じられなくなった。だが、女優キャリアの身の丈に合った実績を積み重ねており、仕事が途切れることもない。
4月9日公開予定の映画『モヒカン故郷に帰る』(沖田修一監督)の封切が迫っており、6月からは宮沢りえ(42)の主演で話題になったWOWOWの連続ドラマ『グーグーだって猫である』の続編へのレギュラー出演が決定。女優業だけでなく「第8回DEGジャパン・アワード ブルーレイ大賞」のアンバサダーを務めたり、プロ野球オープン戦の始球式に出たりと絶えず露出がある状態だ。
「同じ元メンバーでいえば、大島優子(27)はゴールデンの連ドラ主演、篠田麻里子(29)は鳴り物入りでファッションビジネス参入と華々しくソロ活動を展開しようとしましたが、どうしても『元AKB48』のイメージから抜けられずに苦戦。一方、前田はあえて地味な路線を進むことで無理のないポジションを構築。メジャーな仕事をこなしつつもサブカル路線でAKB時代のイメージを覆してきた。良い作品に出合えれば『脱いでも構わない』と豪語するなど女優魂が感じられますし、もっとも上手に『脱アイドル』に成功するのは前田なのかもしれません」(前同)
キス連発のドラマだと知っても温かく受け入れてくれるファンの存在も心強い。今作のドロドロしたストーリーと濃厚ラブシーンにどのように前田が対応するのか、女優としての試金石になりそうな気配だ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)