トコショー流！ 思わずジャケ買い!! エロ過ぎるAVパッケージの世界・第329回
一昔前には存在していなかった「寝取られ」ものというジャンル。世の中の女性を全て独り占めしたいという願望を持つ筆者には理解し難いジャンルなのだが、これだけ数多くの作品がリリースされていることを考えれば、かなりの需要があるのだろう。
今回紹介させていただく『ウチの妻を寝取ってくれませんか 樹里』も、そんな寝取られものである。
寝取られ願望を抱えた45歳の旦那と31歳の奥さんが、AVメーカーの面接を受けるところから物語は始まる。この旦那が言うには、「下手な素人男性ではなく、テクニックのあるプロのAV男優に寝取ってほしい」とのこと。
そんな旦那の願いを叶えるべく、寝取られプレイが始まる。舞台は都内のシティホテル。ベッドルームとは別の部屋にモニタールームを用意し、ベッドで行われるプレイをリアルタイムで旦那に鑑賞してもらうという流れだ。
31歳の奥さんである樹里チャンは、これがまたなんとも色気のある女性。旦那の言うことにはなんでも従う、清楚な大和撫子ってな具合だ。色白もち肌で、ほど良い肉付きのボディは、実に男心をソソる。
そんな樹里チャンがベッドルームで待っていると、男優が登場。そして、プレイが始まることに。
しかし、この男優は男優経験も浅く、テクニックもさほど持ち合わせていない。実はコレ、あえて製作側が下手くそな男優をあてがっていたのである。
その狙い通り、男優の未熟さのせいで樹里チャンはなかなか感じてくれない。それをリアルタイムで観察していた旦那は、鼻で笑いながら「全然上手じゃないじゃん」と残念がるのだ。
挿入後、樹里チャンが上になって騎乗位で腰を振っていると、男優ばかりが「気持ちいい、気持ちいい」と連呼。それを見た旦那は、「これじゃどっちがプロがわからないじゃん」と呆れるのであった。
こうして、寝取られ撮影初日は終了。旦那は妻が自分以外の男でイカなかったことに気を良くしているようで、ニコニコしながら帰途に着く。
その翌日、寝取られの後半撮影が始まる。今度はイケメンでテクニシャンなベテラン男優が登場。プレイ開始直後からマンコをズブ濡れにして感じまくる樹里チャン。
その様子を別室でモニタリングしていた旦那は、昨日とは別人のように黙り込んでしまう。貧乏ゆすりをしながらタバコをプカプカとふかし、かなり苛立っている様子だ。
こうしてベテラン男優にイカされまくった樹里チャン。だが、この日のプレイはここで終了ではない。一戦が終わると、今度はベテラン男優3人が登場しての4Pに突入だ。
旦那は今すぐにでも止めさせたがるのだが、あらかじめ交わされた契約によってそうすることができない。手マンやバイブで潮をふきまくっている妻の姿を、ジっと見ることしかできないのであった。この旦那の反応がリアルすぎて、見ていてとてもハラハラしてしまう。
その後も、マンコに挿入されながら残り2本のチンコをダブルフェラしたり、代わる代わるに挿入されて何度も頂点に達してしまう樹里チャン。
ラストは3連続の顔射だったのだが、最後の男優が発射するのと同時に、ベッドルームに駆け込んでくる旦那。そして、ティッシュで樹里チャンの顔を拭いてあげるのだった。
樹里チャンと男優が絡んでいる最中、旦那のいる別室にカメラが切り替わったり、行為の最中にワイプで旦那の顔が映ったりしていた本作。最初はウザいと思ったのだが、嫉妬に狂う旦那の姿と狂ったようにイキまくる樹里チャンの対比が非常にエロく、抜ける作品だったといえよう。
（文＝所沢ショーイチ）