日常生活ではなかなか実現しないことを楽しめるのが、風俗の醍醐味のひとつだ。
たとえば、女のコとのデートひとつ取っても、筆者の40代という年齢を考えれば、親子ほど年齢が離れたギャルとのデートなんてあり得ないことだ。そういうことが、あっさりとできてしまうから風俗は楽しい。そう、ギャルとデートしたのだ。もちろんプレイの一環として。
池袋を拠点とする『I』というギャル系デリヘルがある。この店に、1万円をプラスするとプレイ前に60分のデートができるコースがあるのだ。もちろん、デート場所は池袋に限られてはいる。
指名なしのフリーでのプレイだったために、どんなギャルがやって来るのかは分からなかった。指定の場所で待っている間、池袋の街を行き交うギャルをチェックする。渋谷ほどではないが、真冬なのにガッチリ日焼けした“黒ギャル”と呼ばれるタイプのコは、やはり目立っていた。
ギャルが苦手な人も多いだろうが、個人的には、それは彼女たちのスタイルだし否定はしない。逆に“今しかできないスタイル”なのだから、楽しめばイイ…と思っていたりする。しかし、過度の日焼け(つまりガングロ)、さらに目の周りや唇を白く塗るのは、少々やり過ぎかな、と思わないでもない。この時も、池袋の雑踏にそういったギャルがいて…、とコチラにひとりのコが近づき、「Iのアゲハです!」と話しかけてきた。