風俗遊びにおいて、避けては通れない問題のひとつに性病がある。自覚症状がなく自然治癒しないものも多く、薬局で販売している薬で治ることも少ない。実に厄介な存在だ。
当然ながら性病は、自分だけが気をつけていれば大丈夫というものではない。相手の女性がそうであった場合、感染することもある。それは、性器同士の接触がなくても、だ。
国立感染症研究所によると、2015年10月末までに新たに梅毒に感染した20～24歳の女性が、前年よりも2.7倍に急増している。それを受けて、同研究所は“注目すべき感染症”として取り上げている。
もちろんこれは、女のコを雇用している風俗店にとっても大きな問題だ。お店によっては、女性に定期検査を課し、その結果を提出しないとシフトを組まないと宣言しているところもある。
風俗愛好家の筆者としては、自分だけで解決できる問題ではないものの、せめて自分だけでも気を付けなくてはいけないと思っている。良い風俗店の条件として、「在籍女性が“定期検査”をしている」という項目が必須の時代になったといえるのだ。