たびたび話題になる人気女優のダンスCM。その魅力は一体何だろうか？
「美形でクールな印象が強い女優ほど、ダンスなどの大きなアクションを披露するとギャップが生じてレア感のようなものがでる。ただ、ドラマや映画でコミカルなダンスシーンなどを演じた場合は、本人のイメージにそぐわなかったり、その役柄の印象がつきすぎてしまう可能性もあります。CMの場合は短時間なのでそうした心配はなく、新たな一面をアピールするにはちょうどいい。企業サイドとしてもインパクトあるCMが見込めるため、双方にメリットがあると思います。
ちなみに、ダンスCMではありませんが、歌手としての活動歴があるものの、女優としての知名度が上がっていた高畑充希さん（24）は、チョーヤ梅酒のCMで歌声を披露し、ネットから『本人が歌ってるの？』『こんなに歌がうまかったなんて初めて知った』と驚きの声が上がった。その後、NTTドコモのCMでも歌っています。佐々木希さんも『Fit’s』で鮮やかな踊りを見せてから、ダンスCMへの出演が増えていますから、何かのスキルを披露することは仕事の幅を広げることにつながるのでしょう」（芸能ライター）
今月6日からは、人気ゲームシリーズ「ファイナルファンタジー」のスマホ向け最新アプリのCMにも登場している桐谷。「2015タレントCM起用社数ランキング」（ニホンモニター調べ）では、女優の上戸彩（30）が2010年以来となる女王に輝いたが、桐谷も4位にランクインしている。ここ数年、常に上位に名を連ねている桐谷にダンスやゲーム好きという個性が加わることになれば、CMクイーンの座も狙えるのかもしれない。
（文＝サ乙）