俳優の松山ケンイチ(30)主演で伝説のギャグ漫画を実写化する映画『珍遊記』(2月27日公開/山口雄大監督)の予告編が公開され、女優の倉科カナ(28)の弾けっぷりに驚きの声が上がっている。
同作は1990年代の「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載された漫☆画太郎のギャグ漫画『珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~』を基に、札付きの暴れん坊・山田太郎(松山)と坊主の玄じょう(倉科)が天竺を目指して旅をする珍道中を描く。原作は独特の絵柄や怒涛の下ネタがふんだんに盛り込まれており、どのように実写化されるのか注目が集まっていた。
その期待を裏切ることなく、予告編は太郎と出会う前に偶然立ち寄った家のじじい(田山涼成)とばばあ(笹野高史)に相談を持ち掛けられた倉科演じる玄じょうが「ち○こでございますか…?」と真顔で発する衝撃のファーストシーンから始まる。
続けて太郎をはじめ、世界最強の武闘家・中村泰造(温水洋一)、変身前の山田太郎(ピエール瀧)、映画版オリジナルの龍翔(溝端淳平)、こづれ紳士(板尾創路)、ザコ(矢部太郎)ら個性的すぎるキャラクターたちが次々に登場。だが、そのアクの強さに負けることなく倉科が「皆殺しじゃー!」とブチ切れるシーンもあり、原作のヤバすぎる世界観を再現している。