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老後のために貯金している、そんな若者世代が増えているようだ。若いうちから貯蓄に走るだなんて、夢も希望もないではないか! 日本の経済を好転させるためには、どんどん稼いでどんどん浪費すべきだというのに。
筆者トコショー、アラウンドフィフティーなので若い世代からしたら既に老後になりかけている年齢だ。だが、筆者は老後のことなんて考えたことは一度もない。宵越しの金なんてものは持てない性格なのだ。人生どこでなにが起こるかわかったもんじゃない。だったら今使える金は今使うしかない!!
そんなワケで、日々浪費を重ねて日本経済の役に立とうとしているのである。もっとも、低収入であり、浪費先が偏りすぎているので、ほとんど意味がないかもしれないが…。
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今日これから会える人、お願いします。
バイトが19時に終わるので、その後新宿で会える人いたりしませんか?
サイトに登録して3カ月たつのですが、まだメール交換だけなので実際に会うのは今日が初めての予定です。
めちゃくちゃ緊張すると思うので、笑って許してくれる年上男性が理想です。
仲良くなるとマシンガントークかましちゃうかもですけど、それでも許してくれますか?
01月2*日17時55分
受付メール数:0/無制限
♀りょうこ
24歳
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ご覧の書き込みは、筆者愛用の出会える系サイトの一つである【イククル】で発見したものだ。サイト内のスグ会いたい掲示板では、こんな書き込みが24時間行われている。それこそ終電後だろうが、始発前だろうが関係ない。いついかなる時でもエッチの相手が見つかるという夢のような仕組みとなっている。
1年365日、常に発情している筆者のような男にとって、出会える系サイトというのはドラえもんの秘密道具並みに便利なものなのだ。
このりょうこチャンなる女性の書き込みにピンときたトコショー。さっそくポチポチっと携帯電話を操作して、ファーストメールを書き始めたのである。
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こんばんは、りょうこさん。
都内のデザイン事務所でWEBデザイナーをしているショーイチ・36歳です。
私も19時前には仕事が終わるのでちょうどヒマしてました。
歌舞伎町付近なら19時ちょうどでも20時でも21時でも待ち合わせOKです。
私もあまり遊び慣れていませんが、女性に優しくすることをモットーにしています。
こんな私でよければ、ぜひ一緒に楽しい時間を過ごしませんか?
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こんなメールを送信してアタック開始。すると5分ほどで彼女から返信が届き、そこから数通ほどのメール交換を経て約束が成立したのである。
たかだか百数十円分のポイント消費だけで、見ず知らずの女性と出会えるとは! しかも、エッチする前提で待ち合わせできるとは!! 本当に便利な世の中になったものだ。
待ち合わせ場所に先着した筆者が待っていると、時間通りにりょうこチャンが登場。
ぐぬぬぬぬぬっ!
なんともまた微妙な女がやってきやがった。女芸人コンビ「クワバタオハラ」の小原正子を少し劣化させた感じのりょうこチャン。髪の毛はパサパサの茶髪で、頭頂部が少しまだらになっている。きっと自分で染めているのだろう。
その身なりは、北関東あたりに多そうなヤンキー女といった感じだ。かなり微妙ではあるが、よくよく見てみると決してブスではない。太平洋並みのストライクゾーンを誇る筆者にしてみれば、目を瞑りながらバットを振っても余裕でスタンドに打ち込めそうな棒球だといえよう。
気を取り直し、声をかける筆者。
「こんばんは、りょうこチャンかな?」
「あ、そうだよ。ショーイチさん?」
って、いきなりタメグチかよっ!!
なぜか最初からぶっきらぼうに応じてきたりょうこチャン。心が挫けそうになる筆者だが、すぐにポジティブシンキングのスキルが勝手に発動した。
今日はこういうプレイだと思えばいいんだ。ちょっとしたイメクラ気分を味わえると思えばいいんだ。うん。そう思えば余裕だろう。
「そ、そうだよ。さっき【イククル】でメールしてたショーイチだよ。今日はよろしくね」
「うん。こっちこそよろしく!」
「じゃ、さっそくだけどホテルに行こうか?」
「うん。OK!」
ホテルに向かいながら恐る恐る世間話をするトコショー。どうやら、ぶっきらぼうに思えたのは筆者の誤解だったようで、それが彼女の素だということが判明。楽しそうに明るくしゃべるりょうこチャンを見ていて、ますます前向きに考えられるようになってきた。
そうこうしているうちに、グレードの低いラブホテルにチェックイン。部屋に入って別々にシャワーを浴びる。ちょっと不健康な感じのスレンダー体型のりょうこチャン。オッパイはBカップあるかないかといったところだろう。もちろんこうした体型も大好物の筆者なので問題ナッシングだ。
その時である! 薄暗い室内の灯りの下、筆者は気付いてしまった。りょうこチャンの左手首に生々しいリストカットの跡があるではないか!
あッ、こりゃヤバい娘だ!
エッチが始まる前だったが、どれだけ身体の相性が良くても連絡先の交換をするのは止めようと決意したのであった。
ご機嫌をそこねないよう恐る恐るキスを仕掛けるトコショー。
「アン!」
キスした途端、背中をピクッとのけ反らせ黄色い声をあげるりょうこチャン。しかも、ムギュっと向こうから筆者に抱きついてきたではないか!!
な、なんだよコイツ。か、可愛いじゃねぇか!!
途端にルンルン気分となってしまうトコショー。我ながらなんて単純な男なのだろう。幸いにも今まで痛い目にあったことはないが、もう少し自制すべきだろう。だが、裸の女性を目の前にして理性を保っていられるわけもない。
長年片思いを続けていた相手に接するかのような感じで、愛情たっぷりに愛撫を重ねて行く筆者なのであった。
オッパイを丹念に攻めた後、クンニを開始。
「そ、そんなに見ないで」
「恥ずかしがらないで。とっても綺麗だよ」
「う、嘘! そんなことないもん」
「嘘なんてつかないよ。それにとってもイイ匂いだよ」
「や、やだ! 匂いなんて嗅がないで!」
しっとりと濡れはじめていたりょうこチャンのマンコを丁寧に舐め始めるトコショー。
りょうこチャンは、アンだのキャンだのと声を上げながら感じまくってくれる。
クーっ、たまらん!!
りょうこチャンの反応のせいで、ますますクンニに熱が入ってしまう。
「あ、駄目。も、もうイっちゃう」
「うん。遠慮しないでイっていいんだよ」
「あ、アっ、ん、い、イっちゃ、うぅぅぅ」
あっけなく頂点に達してくれたりょうこチャン。だが、この程度のことでクンニを止める筆者ではない。ここからさらにクンニを叩き込み、連続でりょうこチャンをイカせまくったのである。
あわよくば潮でもふかせようと、クリちゃんを舐めながら指をマンコに挿入開始。中指でゆっくり内部をかき混ぜながらりょうこチャンの反応を探っていく筆者。
最奥をツンツンしたり、アナル側の壁をグリグリしたり、Gスポットをグネグネしたり、入口付近をコネコネしたりとマンコ内部を一通り刺激する。どうやらりょうこチャンは最奥が一番感じるようである。爪で傷つけないよう中指の腹部分でリズミカルにそこを叩いていく。
さらにクリトリスを弾く舌の動きを加速していくと、りょうこチャンが急に上半身をガバっと起こしたのである。
「も、もう、本当に駄目! マジでおかしくなっちゃうから」
おかしくさせるのが筆者の狙いだったが、こうまで言われてしまっては引き下がるしかないだろう。初回のデートであまりゴリ押しするのもよろしくないからだ。
「じゃあ、もう入れちゃおうか?」
エッチが始まってからずっとフル勃起状態だった我が愚息。リスカ跡を発見した際は少したじろいでしまったものの、感じまくってくれるりょうこチャンの反応のおかげで、おちょぼクチからだらしなく液体があふれまくっていたのだ。
りょうこチャンに安心してもらうため、わざと彼女の視界の中でコンドームを装着するトコショー。そして正常位の体勢で合体開始だ。
中指を挿入した時点で予測していたことだが、なかなかの締り具合。早漏体質の筆者なので、数分もしないうちに発射してしまうこと請け合いである。しかし、りょうこチャンと会ったその前日にセフレの人妻と3回戦をこなしていた筆者なので、いつもよりは長持ちできそうな感じだった。そこで体位を変更することを思いついたのである。
筆者の後頭部でりょうこチャンの手を組んでもらい、そのままヨイショと彼女の上半身を起こす。正常位から対面座位に移行した形だ。その状態で濃厚なディープキスをしながら腰をヘコヘコと動かす筆者。
お次は筆者だけが上半身を倒し、騎乗位へと移行。
「じゃ、りょうこチャンの好きなように動いてごらん?」
「え? ど、どうすればいいの?」
「あれ? この体位したことないのかな?」
「う、うん」
聞けば、今までのエッチは正常位がほとんどで、後背位の経験が数回ある程度のことだった。ヤンキー風の容姿ゆえ、ヤリマンでユルマンだと勝手にイメージしていた筆者は反省しきり。やはり見た目で人を判断してはいけないのだ。
「そっか。じゃあチンコが抜けないよう、ゆっくりウンコ座りしてごらん?」
「こ、こう?」
「そう、そこから腰を上下に動かしてみて」
「こ、これでいいの?」
初めての動きのせいでガチガチに力が入ってしまっているのだろう。チンコを締め付けるマンリキが途端に強烈になったのだ。
こ、このままじゃヤバい。ギコチないりょうこチャンの動きがかえって仇になってしまったのである。
「じゃ、そのまま俺に覆いかぶさってみて」
「こ、こうですか?」
「うん。今度は下から俺が動くから、りょうこチャンは動かないでね」
こうして筆者が下になった状態で、キスしながらピストンを開始。体重の重い女性相手だと思うように腰を振れないが、スレンダー体型のりょうこチャンなら苦もなく腰を振りまくれる。
そんなピストンの最中、またもやりょうこチャンが黄色い声を上げはじめた。
「あ、ヤ、ヤバい。マジでまたイっちゃう!」
なんたるギャップ!! こういうのにてんで弱い筆者も途端にレッドゾーンに突入してしまった。
「う、うん、俺もそろそろ限界だよ。イ、イくよっ」
ふぅ。
ドクドクっと大量のザーメンをコンドーム内に吐き出した筆者なのであった。
コンドームを処理しながらフとりょうこチャンを見る筆者。その際、今さらながら彼女の手の甲に直径5ミリほどの火傷跡が数か所あるのを発見してしまった。いわゆる根性焼きというヤツだ。
昭和かよっ!
脳内でツッコンでしまう筆者。と同時にサーっと血の気が引く音が聞こえた。いつもの数十倍の速さで愚息が萎んでしまい、縮こまってしまったのである。先ほどまでは2回戦目に突入する気マンマンだったのだが、リスカ跡に加えて根性焼きまで目にしてしまってはお終いだ。
「今日はありがとうね、じゃ先にシャワー浴びておいで」
彼女をシャワーに促しながら終了宣言した筆者。
こうして連絡先交換もせずにこの日のデートは無事に終わった。たしかにギャップ萌えは楽しめたが、あまり深入りするのは危険である。
代わりの女性なんてもんは出会える系サイトに接続すればいくらでもゴロゴロしている。だからこれからも広く浅く楽しむのが一番だろう。
そんなワケで今回のりょうこチャンと2回目のデートを行うことはまずないだろうなぁ。
(文=所沢ショーイチ)