――中高一貫のミッション系の女子校、いわゆるお嬢様学校出身だそうですが初体験はいつですか?
M:高1ですね。相手はそのときの彼氏で、童貞でした。中高一貫の学校って本当に男子との出会いがないんです。でも、早く処女を捨てたかったので、芝居の地方大会で知り合った男子にアプローチしたんです。この子なら落とせるかもしれないと思って。ぶっちゃけエッチが目的でしたけど(笑)。場所は彼氏の家で、実際にやってみたら血は出なかったし、そんなに痛くもなかった。とりあえず「入った」という感覚はありましたけどね。でも、その後に萎えてきたから、舐めて勃たせるということをやってみたんです。今まで頭の中で蓄積したマニュアルを総動員したというか(笑)。
――その彼氏とはノーマルなセックスだけだったんですか。
M:彼はノーマルだったんですけど、それだけだと何だか飽きてきて、徐々に濡れなくなってきちゃったんです。そこで、部屋の中にあるクローゼットにベルトで縛りつけてくれって頼んだことがあります。あと、両手をつかんで無理やり押さえつけられると、濡れるというのがわかって、そのスタイルでエッチしてくれとお願いしたりもしてましたね。
――まさにm@ricaさんのSMプレイの原点ですね。実際に、SM関係の現場に足を踏み入れたきっかけは?
M:大学を卒業後、就職した会社の先輩がハプニングバーに連れていってくれたんです。ポールダンスに興味があって行ったんですけど、店の中で「縛られたそうな顔してるからやってもらいなよ」ってすすめられてステージに上がったんです。それが緊縛に本格的にのめり込むきっかけ。最初に縛ってくれた人に「パートナーになってよ」と言われて、引き受けたんです。
それからは、いろいろな人のM女をやりました。SM界の大御所といわれる今は亡きKさんのM女だったことは、いまだに忘れられない思い出です。Kさんは孫とおじいちゃんぐらいの歳の差だったんですが、私、Kさんにフェラをして発射させたんですよ。超高齢のお爺ちゃんを発射させた女(笑)。半勃起だったんですが、ちゃんとイッてくれた。
――Kさんといえば、SM界を牽引された有名な方じゃないですか!
M:Kさんは、ビルの上の階にSMルームを持っていたんです。そこで、縛られたり、鞭打たれたり、首輪つけられたり、足かせで吊られたりしましたね。あと、おしっこ飲まされたり、バイブでイカされたりもしたかな。
Kさんのプレイって雑談から入るんですよ。それから、「そこに正座しなさい」って頭を踏まれるんです。何も言わずにグリグリと。その後に縄で縛られてプレイルームに行く。プレイが終わったらシャワーを浴びて、ご飯を食べに行って、SM談議をして別れるっていう感じでしたね。
――KさんにはSMについて、いろいろと学んだようですね。