そのデリヘルは、東京スカイツリーからさほど遠くない地域を拠点にしていた。界隈のホテルで待つこと30分。やって来たのは、ヒカルちゃんという小柄でツインテールの髪型が似合う女のコだった。
20歳ということだったが、あどけなさが残る顔と、服の上からでも分かる小ぶりなバストがロリ感たっぷり。いわゆる“妹タイプ”の女のコだ。
「このお店が初めてで未経験です。至らないところもあると思いますけど…」
と、まっすぐコチラを見ながら挨拶。そんな風にかしこまって言われると、「大丈夫! 優しくしてあげるから…」と思わずにはいられない。いきなり顔がほころんでしまう筆者。
そして、「失礼します」と恐縮しながらキスしてくる。ことわりを入れてから唇を重ねられるのは、なんだか照れ臭い…。シャワーではツインテールをひとつにまとめ、少しお姉さんっぽい感じになったヒカルちゃん。筆者の身体を洗う際に、なんとなく目をそらす。そういった細かいところに“おぼこさ”を感じ、こちらのテンションは上がることに。
その後、いよいよベッドでのプレイとなったが、どこかを舐めては「次はどこをどうされたいですかぁ~」と甘い声で聞いてくる。たしかに初々しくて、素人系風俗店っぽくはある。しかし正直なところ、その都度動きが止まることも事実で、なかなか絶頂に達することができなかった…。
それにしても、プレイ全般がぎこちないことこの上ない。もしかして、かなり経験が少ないのではないかと思った。それは、風俗での経験ではなく“男性経験そのもの”という意味で。この疑問を彼女にストレートにぶつけてみると…
「はい、私、男性経験がゼロなんですよ」
とアッサリ白状した。つまり、バージンなのである。