その後、元アイドルだったというキャバ嬢が「踊りが苦手だった」と発言すると、スパガの中でダンスが不得意なメンバーが取り沙汰されることに。メンバーの視線を浴びたのは女優としても活躍する田中美麗(19)。しかし、メンバーからダンスのクオリティの低さを指摘された田中は、「この前、ファンの人からも言われて…」と声を震わせて号泣してしまった。
「結成5年目となったスパガは、所属事務所・avex初のアイドルとして誕生した。最近ではアイドル活動だけではなく、女優やモデル、グラビアなど、さまざまなジャンルでのソロ活動も目立つようになっています。ただ、アーティスト色が強い事務所のためか、バラエティ番組などでの活躍はあまり見られません。そのため、アイドルの5年といえばキャリアも長い方だといえますが、『ワンチャン』ではなかなか本題に入らなかったり、メンバーがそれぞれ好き勝手なことをしてしまうシーンなどもあって、まだバラエティには不慣れな感じがします。といっても、そうした素人っぽさはテレビに出るたびに失われてしまうものですから、多くのファンは初々しい姿を楽しんでいるようですね。バラエティ慣れしたアイドルよりも、親近感があるのかもしれません」(芸能ライター)
グループ結成当初、所属事務所が打ち出したコンセプトは「みんなで育てるアイドル」だった。今回の放送ではキャバ嬢と対決だったが(キックベースの勝負は次回に持ち越し)、同世代の彼女たちから受けた刺激は、アイドル活動の糧にもなったのかもしれない。
不器用なところも可愛らしい彼女たちには、「王道のアイドル」としてはもちろん、この番組でさらに成長して、「バラエティで大活躍するアイドル」という姿にも期待したいところだ。
(文=aiba)