また、夏帆の実績が視聴者の戸惑いにつながったのではないかとの声もある。
「女優として10年以上のキャリアがある夏帆さんは、これまでに男勝りで凛々しい女子高生役を演じた『オトメン(乙男)』(フジテレビ系)や、ヤンキー気質の超能力女子高生役に扮した『みんな!エスパーだよ!』(テレビ東京系)などの学園ものに出演している。こうした活躍を知っているファンにとっては、改めて夏帆さんが女子高生役に起用されたことに“今さら感”のようなものを覚えたのでは?
若手の注目株が多数起用されたことから作品全体にもフレッシュな魅力が漂っており、すでに日本アカデミー賞の新人俳優賞などの受賞歴があって、女優としてのポジションを築きつつある夏帆さんは貫禄がありすぎたのかも。制作サイドとしてはそれも狙いだったのでしょうが…。実年齢的には千葉さんの方が上ですし、透明感のあるルックスは10代といっても通用すると思いますがね」(芸能ライター)
夏帆といえば、6月に公開された映画『海街diary』の試写会イベントに出席した際に「劣化した」「誰だかわからない」などとルックスを酷評された。その後、バラエティ番組に出演した彼女には可愛らしさを絶賛する声が上がったが、今回もビジュアル面には高い評価が寄せられている。しかも「大人っぽくなった」といった声が大きいようだ。
これまではキュートな魅力が称賛されることが多かった夏帆。大人びた雰囲気を漂わせ始めたことによって、学園ドラマでの姿が違和感のあるものになってしまったのかもしれない。これからの夏帆には、魅力的な大人の女性を演じてほしいと願うファンも多そうだ。
(文=aiba)