いざプレイが始まり、このふたりは、3Pの経験が豊富なのだと分かった。コンビネーションが抜群というか、日本的に言えば阿吽の呼吸なのだ。それは、クリスが股間を責めている場合はファビーがキスをしたり、その他の場所を舐め、そしてその逆も…である。ベッドインしてから、どこかしらエッチな手つきでタッチされている。気持ち良さがずっと続く…。
ファビーが何かスペイン語で言い、ニッコリして騎乗位でまたがってきた。同時に、クリスは私の顔にアソコをグイグイ押し付け、顔面騎乗を仕掛けてきた。どうやらフィニッシュに向かっているようである。
二人は激しく腰を動かしてきた。私の股間からはファビーの穴と激しく接触している音がする。そして、顔の前ではクチュクチュという音。それに加え、チュパチュパという音まで聞こえてきた。顔面騎乗で見ることはできないが、おそらく、ふたりがキスしているのだろう。あっ、もしかして、このふたり…。しかし、私は「キミたちレズ?」というスペイン語が分からず、そのまま腰を振ることに没頭した。
ファビーはスリムなボディから想像できたが、あそこも締まっていた。その心地良さに、5分程度で果ててしまった…。私は念願のスリバンで3Pできて満足だったが、満たされていなかったのかクリスが、「私にもインサートして!」と迫ってきた。
もちろん、うれしいお誘いだったのだが、到着初日で時差ボケや高地特有の空気の薄さもあり、私の股間が元気になる気配はなかった。悲しそうな顔をするクリスと、それをなだめるファビー。なんだか申し訳なくなる私。だが、彼女たちには陽気なラテン系の血が流れていて、クリスは「また会って!」と笑うのだった。
おそらくビジネストークだろうが、半分は真に受けてしまった私は、「明後日、メキシコ国立人類学博物館に行く予定なんだけど、案内してくれるかな?」と言ってみた。すると、「シー!」の返事。なんとOKしてくれたのだ。ただし、メキシコ人には独特の感性というか国民性があり、待ち合わせが上手ではない人種だ。一応、待ち合わせ時間を伝えたが、正直なところ私は期待していなかった。
果たして、約束の時間に…彼女たちは“来ていた”! というのも、最初私は気付かなかったのだ。売春宿ではミニスカートに露出の高いトップスを着て、いかにもケバイ感じの彼女たちが、カジュアルな学生風の格好で現れたから。それは、どこから見ても素朴なメキシコの女の子という感じだった。年齢的なことで言えば、「もしや?」と思わせるくらい…。前回、メキシコを訪れた際にアロンから教えてもらった「メキシコでは15歳になったら大人!」という言葉を思い出し、気を取り直してデートが始まった。