山本さんといえば、デビュー当時からNMB48のキャプテンを務めるなど、グループ内ではアネゴ的なポジションを確立していますので、そういったところが落ち着いた雰囲気につながっているのかもしれませんね。いずれにしろ、今回を機にアイドルには疎いと言われるオジサン世代にも広く知れ渡ることになる。雑誌側としても、新たな読者層を獲得できそうですから、まさにウィンウィンの関係といえます」(芸能ライター)
このところの山本は、さらに別のファン層も開拓しつつあるという。
「ファンの中では以前からAKB48グループの中でも歌唱力はトップクラスと言われていた山本さんですが、その実力がさらに幅広い層に広まりつつあります。やはり、高視聴率を叩き出しているNHKの連続テレビ小説『あさが来た』の影響が大きいのでしょう。というのも、山本さんは同作の主題歌に起用されたAKB48の楽曲『365日の紙飛行機』でセンターを務めており、これまでアイドル全般に興味のなかった高齢者層にも徐々に認知されているのです。
7日に放送された『AKB48 SHOW!』(NHK BSプレミアム)では、山本さんが『365日の紙飛行機』を単独で弾き語りしたのですが、番組関連サイトには『今のアイドルなんてまったく知らなかったけど、この子はいいね』といったコメントが上がっていました。そうしたファンからは、山本さんには大晦日の『紅白歌合戦』にもソロで登場してほしいといった声が多数寄せられています」(芸能関係者)
これまでのファンだけでなく、オヤジキラーとしての素質を見せつつ、さらに歌声でも多くの人々を魅了する山本。すでにグループ内では大きな存在となっているが、まだまだ活躍の幅は広がることになりそうだ。
(文=愉快)