高橋みなみ、『TVタックル』初参戦! 卒業後は総監督の肩書き生かして論客タレント!?

 AKB48の高橋みなみ(24)が、9日に放送された『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)に初出演した。バラエティ番組とはいえ激しい討論が繰り広げられることもあり、放送前からファンの間で注目を集めていたようだ。

 というのも、高橋は過去にNHKの『クローズアップ現代』や『シリーズ日本新生 ニッポンの若者はどこへ?』などに出演して、大人びた発言で視聴者を驚かせてきたからだ。特にNHK Eテレで放送されている『いじめをノックアウト』では、MCの高橋がいじめに悩む小中学生に対して自身の体験をもとにした的確なアドバイスを送っており、大人の視聴者からも「人間力がすごい」「アイドルとは思えない」などと絶賛されている。討論番組的な要素が強い『TVタックル』では、そんな高橋らしい発言が飛び出るのではないかとファンらは関心を抱いたようだ。

 この日、『TVタックル』が取り上げたのは、「日本の最近のハロウィン事情」と「日本のマンガ業界に見られる変化」といったカルチャーに関するもの。番組の中では、ハロウィン当日の様子を漫画家の蛭子能収(68)が取材したVTRが流され、高橋は「(ハロウィンでは)いつもの自分と違う自分になることができる」などと若者目線のコメントをして、昨今のハロウィンブームについて語った。

 その後、日本のマンガ業界にテーマが移ると、高橋は自宅に所蔵している大量のコミックを公開。マンガ好きな面をうかがわせながらも、大ヒット作は「世代を問わずに楽しめることができる」とコメントし、踏み込んだ発言は控えているようだった。放送前には、高橋の鋭い発言を期待したファンもおり、今回の姿に物足りなさを感じた人もいたようだが、それでもシンプルなコメントでまとめた彼女には「さすが」「きっちりしてるな」といった声が寄せられた。

 今年12月を目途にグループを卒業することが決定し、今後の動向について話題になることの多い最近の高橋。今回の出演などから見ても、これからはタレント的な活動がメーンになるのではないかという。

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